2023年10月 5日 (木)

ミステリー・セレクション・浅見光彦シリーズ13 須磨明石殺人事件

BS TBS 202310/613:5516:00 


内田康夫原作・浅見光彦シリーズ第13弾。明石原人発掘調査に絡む女性記者殺人事件に光彦の推理が冴え渡る! 

本作は辰巳琢郎版・浅見光彦が見られる最後の作品となった。女性ゲストは馬渕英里何、物語のキーパーソン・田中実と網浜直子、最初は光彦を煙たがるおなじみの地元警察に柳沢慎吾と金田明夫という豪華な顔ぶれで、ドラマを盛り上げる。そしてシリーズの特徴でもある地元の情報も満載。明石海峡大橋や明石焼き、須磨寺や神戸・ハーバーランドなど明石・須磨・神戸の美しい風景も楽しめる。


◆キャスト

浅見光彦 辰巳琢郎 

浅見雪江 加藤治子 

浅見陽一郎 村井国夫 

崎上由香里 馬渕英里何 

榎坂警部 柳沢慎吾 

川上部長警部 金田明夫 

吉村奈美江 網浜直子 ほか 


【ストーリー】
浅見光彦(辰巳琢郎)は、「源氏物語」の取材で兵庫県の明石に行く事になった。例によって、母・雪江(加藤治子)も一緒だ。表向きはルポライターだが、探偵という裏の顔を持つ光彦は、人から事件解決の依頼を受けることも多かった。今回も、新聞記者・前田淳子(田中千代)の捜索を依頼されていたのだ。

淳子は二人組の男を追って須磨浦公園駅で後輩の崎上由香里(馬渕英里何)と別れたまま行方不明になっていた。光彦と由香里は淳子の足取りを追うが、鉄拐山でその死体を発見する。光彦は地元刑事・川上(金田明夫)と由香里の通う女子大の教務課職員・篠原愛子(ふせえり)と協力して、淳子が追っていた二人組の男を捜す。淳子が明石原人発掘調査のことを調べていたと知り、研究会の会長の家を訪ねた。会長の家は明石焼きの店だった。店内では吉村春夫(田中実)が、黙々と明石焼きを焼いていた。吉村を会長だと思った光彦だが、中から会長・巖根(丸岡奨詞)が出てきて、会のメンバーの写真を見せてくれた。その中に由香里が目撃した二人組の男の一人・松木(永倉大輔)を発見する。松木は須磨浦公園駅で淳子と会ったことを否定したが、光彦は松木の動揺ぶりから何らかの関係があると確信した。

しかし次の日、松木が死体となって発見された。光彦は二人組のもう一人の男の行方を追う。そんな時に光彦は10年前に起きた、女子大生行方不明事件を知る。被害者の志水美也子(高橋奈弓)は、篠原の友人だった。光彦は今回の事件と何か関係があると睨んだ。

◆スタッフ

原作:内田康夫

脚本:石原武龍

監督:佐々木章光

TBS 2000年制作


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『須磨明石殺人事件』内田康夫

大阪の新聞社に勤める新人記者・前田淳子が失踪。依頼を受け、神戸に飛んだ浅見光彦は、淳子と最後に会った女子大の後輩・崎上由香里と捜索を始める。明石原人を取材中だった淳子を付け狙う謎の男の正体は。

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【感想】神戸から須磨周辺を綿密に取材されたらしく、港街のエキゾさと歴史のある六甲地域について魅了ある景色となっている。個人的には単身赴任で、阪神から神戸まで散策した想い出が蘇ってきた。それだけでも読んで良かったと思う。『神戸殺人事件』があまり取材されてなかった分、『須磨明石殺人事件』は舞台描写とストーリー展開も楽しめた。

テレビドラマのほうもきっと、海岸線や明石海峡などが、映像作品として堪能されると思う。


内田康夫 1934年、東京都北区生まれ。コピーライターなどを経て、1980年、自費出版で『死者の木霊』を発表。この作品が、「朝日新聞」の読書欄に取り上げられ、自費出版としては異例の注目を浴び、鮮烈なデビューを飾る。その後、『後鳥羽伝説殺人事件』で、後に国民的名探偵となる浅見光彦をうみだし、押しも押 されもせぬ人気推理作家となる。浅見光彦シリーズは『棄霊島』で光彦100事件目を迎えた。また同シリーズはドラマ化もされお茶の間でも人気の存在に。

2023年10月 4日 (水)

でかい冬瓜です!

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向井理主演ドラマ「パリピ孔明」

紀元23世紀に力を振るった中国の軍師・諸葛亮孔明が現代日本にワープした物語設定。初回は向井理演じる孔明が、ハロウィーンの渋谷とおぼしき狂乱の街で若者らの波で、クラブでプロ並みにシェーカーを振る姿などが描かれた。

ヒロイン・英子(上白石萌歌)が歌い、人気シンガー・ミア西表(菅原小春)が圧巻のダンスを披露するクラブシーンの絢爛映像は、SNSで視聴者の話題になった。森山未來、ディーン・フジオカ、関口メンディーらキャスト陣も楽しみだ。


千葉雄大と伊藤沙莉の主演だったNHKドラマ『いいね!光源氏くん』を連想させるノリだだった。


脚本の根本ノンジ氏は来年度後期の朝ドラ「おむすび」の脚本を、演出の渋江修平氏は江戸川乱歩や星新一の作品ドラマの演出として、いずれもNHK番組を手掛けた。


フジテレビ系ドラマ「パリピ孔明」

毎週水曜日の夜放送中

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/10/02/kiji/20231001s00041000736000c.html

2023年10月 3日 (火)

『奥田英朗クライムサスペンス 邪魔 主婦が堕ちた破滅の道』字幕放送

BSテレ東2023104() 1256分~1456


及川恭子は会社員の夫・茂則と子ども二人と幸せに暮らす主婦。ある夜、夫が宿直中の会社で火災が発生。茂則は軽いヤケドを負っただけだったが、警察は放火事件として捜査を始める。本城署刑事・九野薫は関係者の証言などから火災の第一発見者である茂則の犯行を疑う。九野から夫に疑惑がかかっていると聞かされた恭子の心は乱れ、やがて真実から目を背けるかのように大胆な行動をとり始める。


【出演者】

 及川恭子石田ひかり

 九野薫中村獅童

 及川茂則宅間孝行

 工藤和正矢島健一

 佐伯実徳井優

 花村義明堀部圭亮

 林葉将太螢雪次朗

 吉田純子阿知波悟美

 大倉一郎小沢和義

 井上貴司田中幸太朗


【あらすじ】

会社員の夫・及川茂則(宅間孝行)と2人の子どもと暮らす主婦・恭子(石田ひかり)は、スーパーでパートをしながら平凡ながらも幸せな生活を送っていた。ところがある日、夫の勤務先のシンテクト本城支社で火災が発生して、宿直中の夫がケガをして入院した。幸いにも軽傷で、恭子はほっと胸をなで下ろした。

1発見者の茂則の証言で、不審者による放火事件として警察が捜査をすることになった。警察はシンテクトが以前に、ある政治団体とのトラブルから、その報復行為の可能性を前提に捜査をする。 

本城署刑事の九野薫(中村獅童)と井上貴司(田中幸太朗)はシンテクト社員から事情聴取するのが、当初は茂則が当直ではなかったのに、会計監査があるという理由で、経理責任者の茂則が急遽宿直になったという。

茂則本人から事情を聞くため病院に行くのだが、本人は事件関与を否定する。しかし茂則が最近新築一戸建てを購入したことや、ギャンブルにはまっているのが判明。茂則への疑いが深まる中で、妻・恭子に不審な動きが見えてくる。


【原作】奥田英朗『邪魔』(講談社文庫)

【脚本】金子ありさ

【監督】白川士

テレビ東京 2005年制作

【エンディング曲】

「はじまりのうたが聴こえる」

 歌・作詞:華原朋美

 作曲:小室哲哉

 編曲:武部聡志

(ユニバーサルJ)


ドラマは後半まで追い詰められて、逃げ場を失ってゆく。何とも救われない話しで、ラストは唐突に終わってしまう。

小説と違って、映像作品は視覚的な落ちどころを脚色演出しなければならない。

テレビ東京としても意欲ある企画製作だと思うドラマ化だった。


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『邪魔』奥田秀朗(講談社文庫)

この小さな幸せは、誰にも壊させない。

2002年版「このミステリーがすごい!」第2

4回大藪春彦賞受賞


及川恭子、34歳。サラリーマンの夫、子供2人と東京郊外の建売り住宅に住む。スーパーのパート歴1年。平凡だが幸福な生活が、夫の勤務先の放火事件を機に足元から揺らぎ始める。恭子の心に夫への疑惑が兆し、不信は波紋のように広がる。日常に潜む悪夢、やりきれない思いを疾走するドラマに織りこんだ傑作。


その幸福は、本物ですか?
ほんの小さなきっかけから、追い詰められてゆく人たち。
平穏な日々が、暗転するーー。

ドアホンを手に取ると「警察です」という男の低い声が恭子の耳に飛び込んだ。
心臓が早鐘を打つ。ドアホンを置く手が小さく震えた。
怖がることなんか何もない。
うちは貧乏でも金持ちでもない平凡な家庭なのだ。何も起こるわけがないじゃないか。

ほんの小さなきっかけから追い詰められてゆく人たち。
どうして自分が、こんな目に。


「自分は今迄他人に運転を任せていた、これからは自分がハンドルを握っていかなければ」
(本文より)

妻を事故で亡くして以来、不眠症に悩まされている刑事・九野。スーパーのレジ係として働きながら子育て中の主婦、恭子。華やかではないが平穏な二人の日常が、ある事件を機に交錯し始めるーー。小さなほころびがいつの間にか取り返しのつかない事態へと発展する、人生のもろさ、人の危うさを描いた著者初期の傑作。

2段組454pの長編群像劇。

2001年 写真:高橋和海 装幀:鈴木成一デザイン室


奥田秀朗 おくだ・ひでお
1959
年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。

著書に『最悪』『イン・ザ・プール』『マドンナ』『ガール』『サウスバウンド』『無理』『噂の女』『我が家のヒミツ』『ナオミとカナコ』『向田理髪店』『罪の轍』など。

映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。

2023年10月 2日 (月)

アニメ『いきものさん』”ハローハローいきもの祭り”開催!全12話(主音声+副音声)を東映アニメーションミュージアムチャンネルにて公開

『いきものさん』最終話

「朝の回」だった。終わりなのに、ハロー、ハローなんて。「Hello goodbye」な景色を屋根から観る二人でした。

https://www.moview.jp/959055473.html


『いきものさん』最終話の副音声

深夜テレビとはいえ全国ネットで、アニメーションの遊びの楽しさが放送されるとは。

〈いきものになりたい「いがぐり」とそれを叶えてあげたい「犬」の日常を描くショートアニメ。ふしぎで気持ちいいいきものさんの世界へようこそ!〉

これを東映アニメーションが製作してるって、シュールなことです。


最終話でついにいがぐりと犬のキャストによる副音声が実現。本編では言葉を発しない2人が挑む副音声とは一体どんなことになるのだろうか!?

https://youtu.be/RbVzzx0dex4?si=JnHFRxjteP8vM6nF


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アニメ『いきものさん』ハローハローいきもの祭り開催!全12(主音声+副音声)を東映アニメーションミュージアムチャンネルにて公開

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000278.000059287.html


202377日(金)~2023929日(金)放送

MBSTBS系列スーパーアニメイズム枠おしりにて

12

キャスト いがぐり:誠(ヨネダ2000

犬:浦井のりひろ(男性ブランコ)

女の子:愛(ヨネダ2000

ゴリラ:平井まさあき(男性ブランコ)

スタッフ 原作:ゲーム「マイエクササイズ」

監督・脚本:和田淳

色彩設計:尼子実沙

音響監督:滝野ますみ

音楽:高橋宏治

主題歌:猫戦

企画:松原一哲

企画・プロデュース:土居伸彰

プロデューサー:高田伸治 亀井博司

アニメーション制作:ニューディアー

製作:東映アニメーション

2023年10月 1日 (日)

BS松竹東急「よる8銀座シネマ」では石坂浩二が主演映画「金田一耕助シリーズ」を放送

石坂浩二×市川崑監督によるヒット作「犬神家の一族」

同シリーズは横溝正史の推理小説が原作。石坂演じる主人公の私立探偵・金田一耕助が事件の謎を解き明かす独特のスタイルと、市川崑監督によるショッキングでありながらユーモアを散りばめた演出が話題を呼び、1976年公開のシリーズ1作目となる映画「犬神家の一族」は大ヒット作となった。

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10月2日(月)夜8時からは、そんな話題作「犬神家の一族」の“4Kデジタル修復版”を放送。日本の製薬王と言われた犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛が不可解な遺言状を遺して他界。犬神家の顧問弁護士の助手が金田一に助力を求める手紙を送るが、金田一の到着を待つことなく毒殺されてしまい…。


10月3日(火)夜8時からは、1977年公開の石坂×市川コンビ第2弾「悪魔の手毬唄」を放送。舞台となるのは、文明社会から隔絶された山深い県境にある鬼首村。古い因習に支配されたこの村で、仁礼家と由良家は20年前より対立していた。由良家に詐欺師が入り込み、殺人が起きたため、磯川警部に呼ばれた金田一だったが…。


10月4日(水)夜8時に放送されるのは、1977年公開のシリーズ3作目「獄門島」だ。瀬戸内海の中ほどに位置する「獄門島」と呼ばれる小島では、網元の二大勢力である本鬼頭と分鬼頭が対立していた。引揚船の中で死亡した鬼頭千万太の遺書を了然和尚に届けるために金田一が獄門島を訪れた3日後、千万太の通夜の日に、本鬼頭家の三女が梅の古木に吊るされた遺体で発見され…。


10月5日(木)夜8時からは、1978年公開のシリーズ4作目「女王蜂」を放送する。伊豆・天城の月琴の里にある大道寺家。その家の娘・智子に求婚していた遊佐三郎が、大道寺家にある大時計の内部で、歯車に引き裂かれて死亡する事件が起こった。金田一は、19年前の事件の真相を解明してほしいと依頼され大道寺家を訪れるが…。


10月6日(金)夜8時より放送の「病院坂の首縊りの家」は1979年公開のシリーズ第5弾だ。渡米用のパスポート写真の撮影に写真館を訪れる金田一。すると、写真館の主人・徳兵衛に身辺調査の依頼をされる。その夜、徳兵衛の息子・直吉は、縊死(いし)事件があったという法眼家の洋間で結婚写真の出張撮影を頼まれるが…。ちなみに同作には、老推理作家役として原作者の横溝本人も出演している。

【原作】横山秀夫『永遠の時効』ドラマ

捜査一課の強行犯係に所属する田中武次は、自分を「人の恨み方を知っている人間」と話す取調官。ある日、暴行を受け保護された丹羽奈保子を聴取した田中は、曖昧な供述からストックホルム症候群を疑う。同じ頃、奈保子が保護された場所近くの沼から白骨死体を乗せた車が発見される。2つの事件を巡り刑事たちの功名心とライバル心が火花を散らせる。新聞社も巻き込んだ群像サスペンスの傑作が誕生!


【出演者】

 田中武次中村俊介

 朽木泰正田中哲司

 楠見光石研

 尾関伊武雅刀

 田畑昭信矢島健一

 屋敷相島一之

 阿東久司鈴木一真

 魚住貴子洞口依子

 田中秀子岡本麗

 安土菅田俊

 丹羽奈保子入来茉里

 丹羽文代栗田よう子

 赤坂唯田代さやか

 森隆弘鈴之助

 殿村川口力哉 


【内容】

山梨県警本部で殺人などの凶悪事件を扱う捜査一課の強行犯係は、3つの班に分かれ、互いにシノギを削っている。少しでも多く早く事件を解決し、次のヤマを食う彼らを突き動かしているのは、その強烈なライバル意識だ。一班の主任・田中武次(中村俊介)は、腕利きの取調官。自分のことを「人の恨み方を知っている人間」だと言う田中は、心に闇を抱えている。


屋敷(相島一之)率いる特殊班に駆り出された田中は、何者かに拉致され性的暴行を受けた丹羽奈保子(入来茉里)の聴取を行っていた。2人組の男に監禁され山奥で放置されたというが、供述がどこか曖昧だ。そんな奈保子を、田中は極限状態の中で犯人に愛情を抱くストックホルム症候群であると推測。報告を聞いた刑事部長・尾関(伊武雅刀)らは、奈保子を医療機関に託すべきか考え出すが、楠見(光石研)は、何かを見落としていると指摘する。


そこへ白骨死体を乗せた乗用車が、沼から発見されたとの一報が入る。奈保子が保護された場所と沼が近く、捜査中に偶然発見されたという。所有者は、10年前の12月に家族から捜索願が出ていた、ホステスの赤坂唯(田代さやか)。事件を任された一班は、車の移動経路などから不審な点に気づく。さらに当時、車両ナンバーの自動読取システムを調べるよう促した新聞記者がいたことがわかり、事件性を疑う。


田中と森隆弘(鈴之助)は、唯が働いていたスナックのママ・魚住貴子(洞口依子)に会いに行く。唯は貴子に、近く店を辞めることをほのめかしていた。しかも常連だった東西新聞の記者・阿東久司(鈴木一真)が、唯の失踪後から店に来なくなり、直後に別の女性と結婚していた。翌日、2人は阿東のもとに向かうが、任意同行を拒否されてしまう。


動機と状況証拠が揃い始めた唯の事件は、阿東の犯行である線が強まるが、物証が弱い。そこで阿東を引っ張り出すため、朽木と田中は、東西新聞へ乗り込む。その頃、奈保子は楠見に連れられ、取調室の中にいた。沼から死体があがったと告げると、奈保子は驚きの表情を見せる


【原作】横山秀夫『永遠の時効』

    (集英社「小説すばる」所収)

【脚本】窪田信介

【監督】榎戸耕史

【制作】テレビ東京 


雑誌「すばる」に掲載れた原作小説は、単行本に収録さないままドラマ化された。

決して明るく笑う話ではないので、シリアスな人間の病を扱っている短編小説をテレビドラマに脚色したなと感じる。

実は二時間ドラマは長編小説を原作にすると、破綻するか消化不足になる。映像作品を文字にすると、30分番組で20数枚となる。400字原稿で20枚を、二時間ドラマの脚本に換算すれば、80100枚に描くこととなる。原作小説は長編だと当然300枚から400枚以上であり、企画の本質が問われる。シナリオが300枚内容のストーリーだと、二時間ドラマは破綻する。でも長編原作という企画から簡単に製作を進めてしまうのです。

冷静になってみれば、短編小説と中編小説の分量が、映画やテレビ番組に適してます。今回のドラマ化に短編が選択されたのは、正しいプロデュースと演出判断がされておりました。久々にドラマ制作の正しいありかたを拝見致しました。

«雨雲が立ち込める朝

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