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2007年8月19日 (日)

世界株安

16日の東京市場は、大幅な株安とともに円高も進行、
国債市場にマネーが流入している。
同時にアジア各国の株式が大幅安に直面、
NZドルや豪ドルなどの高金利通貨も下落し、
これまでに構築されたポジションの大幅な巻き戻し現象が起きている。
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背景にはサブプライムローン
(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題を起点にした
信用収縮懸念が一段と広がり、米系ファンドなどを中心に
換金できる商品を幅広く売却する動きがある。
市場では、米欧中銀が大量に資金を供給しても、
クレジット問題の根本的な解決に乗り出さない限り、
一段のスパイラル的な市場の動揺が広がりかねない
との不安心理が強まっている。

<アジア株は総崩れ>

16日の日経平均は一時、1万5859.46円まで売り込まれた。
後場になって下げ幅が拡大する場面があったのは
「アジア株が軒並み急落し、日本株にも海外勢の売りが目立ったため」
(国内証券)との声が出ている。

豪株式市場で一時、S&P/ASX指数が5%超の下落となったほか、
インドのSENSEX指数が4%超、
香港のH株指数も5%超の下げとなった。
ジャカルタの総合株価指数、バンコクのSET指数、
ニュージーランドのNZX50種指数なども軒並み売られ、
これまで高値を記録してきた上海総合指数も下落に転じ、
アジア株は総崩れとなった。

ある外資系証券の関係者は「米クレジット市場の動揺が収まっておらず、
米系ファンドは換金に応じるための資金調達ができにくくなっており、
換金できる商品は幅広く売っている。それが16日の市場で表面化した」
と指摘する。

<米系の換金売りで日経も大幅安> 

東京市場の急落も「海外勢の換金売りが、下げを主導した」
(国内証券)という。市場筋によると、一部自動車メーカーなど
海外勢の株式保有比率が高い銘柄の下げが大きくなっており、
海外勢の売りが影響していると言う。

準大手証券の関係者は「先物の取引が大きく膨らんでいる。
現物株を保有している海外ファンドが解約などに備えて
先物でヘッジしているほか、こうした売りに便乗する
短期筋の売りも出ている」と話している。

また、新日本製鉄<5401.T>など市況関連株など
主力株が軒並み売られたほか、
みずほフィナンシャルグループ<8411.T>など
銀行株にも引き続き売りが目立った。
「短期的に下げ過ぎとの見方から、ハイテク、非鉄の一角に
押し目買いが入ったものの、買いの勢いは続かなかった」
(大手証券エクイティ部)という。

<為替でもポジション圧縮の動き>

外為市場でも、高金利通貨を中心にアジア通貨が軒並み下落した。
高利回り通貨であるフィリピンペソは約1%下げて
1米ドル=46.68ペソと、2カ月ぶりの安値を付けた。

インドネシアルピアも約0.6%安の1米ドル=9480ルピアと、
2006年6月以来の低水準で推移。

下げが最もきついのは韓国ウォンで、約1.2%安の
1米ドル=943.3ウォンと、3月以来の水準まで下げている。
豪ドル、NZドルも対ドルで下落し
「これまで米系ファンドがポジションを積み上げてきた
通貨のロングが巻き戻されている」(邦銀関係者)との指摘が出ている。

<ドル/円が一時115円台、傷ついた日本の個人投資家>

ドル/円も一時、5カ月ぶりのドル安/円高水準となる
115.71円まで急落。
「この円高が株売りを招くスパイラルを作った」(国内証券)という。

ドル/円が116円前半まで下げたところでは、
いったん「個人投資家を中心としたドルの押し目買いが入った」
(大手証券)という。

だが、世界的な信用収縮のスパイラルの大波に、
日本の個人投資家も巻き込まれ、
115円後半まで下げる場面があった。

先の邦銀関係者は「これまで円高方向への防波堤役をしてきた個人投資家が、
今年初めて大きく傷ついた。
この結果、しばらく日本の個人投資家が市場で円売りを
大規模に出してこない可能性が出てきており、
円高リスクが急増している。110円までの円高が視野に入った」
と指摘する。

Money

<信用収縮でもてはやされる米短期債>

こうした信用収縮現象の結果、換金されたキャッシュは
グローバルには米短期国債や米短期証券に向かっている。
米2年国債利回りは、16日のアジア市場取引で
一時、4.25%を割り込み、
FF金利誘導目標を100bp以上下回った。

円債市場でも、2年利付国債利回りが一時、0.860%と
3カ月ぶりの水準に低下。5年利付国債利回りも
一時、1.160%まで低下した。

他方、短期市場ではTIBOR(東京銀行間取引レート)の
1週間物が0.62000%と15日の0.61636%から上昇。
7日の0.58909%と比較すると大幅に上昇した。

市場では「マーケット全体に広がっているクレジットに対する不信感が強く、
東京市場でも資金を出し渋る現象が出てきている」
(別の邦銀関係者)との声が出ていた。

また、無担保コール翌日物レートも誘導目標(0.50%)を
上回る水準で推移。日銀は午前9時20分の金融調節で、
13日以来となる即日実行の資金供給オペを実施、
4000億円を市場に供給した。
しかし、朝方から0.53%付近の取引が主体となっていた
翌日物は午後もレートが沈静化する気配がみられず、
午後も0.5%半ばまで取引レートが高止まりした。

先の邦銀関係者は「世界中のマーケットで信用収縮が起きている。
問題の確信は米クレジット市場にあり、
疑惑の持たれているクレジット物をFRB(米連邦準備理事会)が
買い取るようなことでもしなければ、
この市場の収縮は収まらないだろう。
15日と16日のマーケットを比べると、
16日のほうが格段に信用への懸念が強くなっている」と述べている。

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