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2007年11月 1日 (木)

☆ソロモン王(ヘブライ語 Shlomo, アラビア語 Sulayman, 紀元前1035年頃~前925年頃)

旧約聖書の『列王記』に登場する古代イスラエル(イスラエル王国)の第三代の王。イスラエルの王ダビデは家臣ウリヤの妻バト・シェバと不義の関係を結び、夫ウリヤを死に追いやった。この二人の間に二人目の子として生まれたのがソロモンであり、彼は父の死後、アドニヤなど他の王位継承を狙う者たちを打倒して王となった。

ソロモン王はエジプトのファラオの娘をめとり、ギブオンで盛大な捧げ物をした。そこで神がソロモン王の夢枕に立ち、「何でも願うものを与えよう」というと、ソロモン王は知恵を求めた。神はこれを喜び、多くのものを与えることを約束した。ここからソロモン王は知恵者のシンボルとなった。シバの女王もソロモン王の知恵とエルサレムの繁栄を見て驚いたとされる。

ソロモンのもとでイスラエル王国は繁栄をきわめ、ソロモンは初めてエルサレム神殿を築いた。晩年に異教徒の女性を側室にしたことは神の怒りにふれることになったといわれる。ソロモンの死後、イスラエルは分裂、衰退していくことになる。その後は息子のレハブアムが継いだ。

ソロモン(アラビア語ではスライマン、トルコ語ではスレイマン)はイスラム教においても預言者の一人とされる。スライマンは知恵に満ちていたと同時に、アラブの民間伝承である精霊(ジン)を自由自在に操ったとされる。
☆☆☆ソロモンの指輪:あらゆる動物や植物の話を理解することができる。
☆☆☆ペンタクル:同心円の図形、神や天使の名前が描かれ、術者が呼び出した相手を従わせるのに使った。

ソロモン72柱(ソロモンななじゅうふたはしら)は、ソロモン王が封じたとされる72柱の悪魔のこと。おのおのが地獄における爵位(悪魔の階級)を持ち、大規模な軍団を率いるとされる。構成する悪魔の中にはフェニックスやバアル、モレクの様に元々は他の宗教・神話の神であるものもいる。
72柱の「72」は、十二宮の一つの宮をさらに6区画に分割して得られる数字で、象徴的な全方角の支配者を定めるための図から得られたものらしい。そのためウァサゴのように名前以外の正確な姿や性格、特徴の伝えられていない悪魔もいる。
72柱の悪魔は、彼の著書と言われている『レメゲトン』(ソロモンの小さな鍵)の第1部「ゲーティア」に記されている。「ゲーティア」の72の精霊、「アブラメリン」の四王子とその配下の霊たち、クリフォトと照応する物騒な名前、エノキアン魔術で喚起される深遠の主、天空に居るdaemon達、それぞれが意味合いが変わってくる。守護天使という自分の意志のなかにある「神性」と接触した後に悪魔を支配できる。守護天使の助力無しでは逆に悪魔に支配されかねない。生兵法は大怪我のもと、未熟な魔術師は手をだすべからず。

1)永遠かつ無限かつ不変の原理。この絶対的なモノの2つの側面として霊(意識)と物質が在る。
2)永遠で全体としての(無限の平面である)宇宙は、周期的に顕現と消滅をくり返す無数の宇宙を含む。
3)全ての魂と宇宙的な大霊との同一性。

古代ヘブライの王はすべての創造物を見て、「神よ、私はあなたをたたえます。すべてのものはくすしく造られているからです」と感嘆の声を上げたという。

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