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2007年12月22日 (土)

神話こそ、この宇宙の無尽蔵なエネルギーが、人類の文化現象に流れ込む、秘密の入口である

「神話象徴は、魂が自然発生的に生み出したものであり、その象徴の内部には、連綿と生き長らえ、損なわれもせずに、人間の何十万年にもわたって歴史を築き上げてきた、初源の創造力が保たれている」

タロットの象徴との生き生きとした共感や共鳴を通し、神話を現代に生き返らせ神話という人類的な生命潮流から、無限とも言える生きるエネルギーを引き出すものです。

その集大成がTORAであり、全地球上にわたって見られる、集合的神話イメージである<意識の元型>を根底にしていることが、人生の問題解決に威力を持ち、質問者に確かな道しるべを与えると共に、驚異的に「当たる」と言われる所以なのです。単に未来を当てるのではなく、その人の未来を再生してくれるものです。

ただ運命や日常の問題に客観的に取り組むのではなく、
「テーマ」を持って望むことが生きいきと人生にエネルギーを注入することができる。
日常の物事を人間の意識の進化に沿って捉える。

魔術師のタロットと言われる「トートのタロット」では、意識の進化の
第1の段階、#2プリステスは、「イシスの時代」を表し、
それは今から2000年前に終わった「母権制社会」を表します。
それは個人の成長や生き方のレベルでは「依存心の完全な克服」を表します。  

第2の段階は#5ハイエロファントによって表され「オシリスの時代」を意味します。
これは「父権制の時代」であり、一番分かりやすくは、キリスト教によって代表されますが、
キリストの神とは「父なる神」であり、キリストの弟子とはほとんど漁師でした。
キリスト教がこの時代の代表的な人間の生き方であり、
現代はこの「魚座の時代」から「水瓶座の時代」への過渡期であると言われてます。

そして第3段階「水瓶座の時代」は、「トートのタロット」では「ホルスの時代」と呼ばれ、
「創造的時代」とか「個人が完全に自由を獲得する時代」、あるいは「博愛主義的時代」と言われています。
 
タロットは砂漠の民たちによって見い出され、神話時代を経て、宗教によって弾圧され、
15 世紀、ルネッサンスと個人が自分を見い出そうとする自己探求に興味が向けられた時、歴史の表舞台に現われてきました。

タロット――TORAは人生の規範です。
これは B.C.500年~B.C.300年頃に人類の伝承を集大成して確立された人間の英知を、
「生きた言葉」として使えるようにするシステムである。

「生者の書」としてのTORAは、人生の障害と解決方法を教えてくれる。
人間は、父、母、子供の内に魂を形成する上で、最も永続的な問題が生まれるということです。  
現代の心理学では、あらゆる生物の中で人間だけが、
母親がいつまでも手をかけずには生きられないのだと言います。
人間は母の体内から出てくるのが早すぎるために、
外に出てからの母親の庇護下に置かれる胎内期間が延長されます。
生命ある存在として完璧でなく、外界に対応する準備が整わずに、
依存、嫉妬、敵対などのおびただしい障害を生んでいます。
これが人間自身の手で人生に障害が生まれる主要な原因です。

タロットの源流となった古代の神話を生んだ人たちは、通過儀礼という、過去と断絶して不完全なそれまでの性情、慣習、従来の生活態度を根こそぎ切り払う、という生き方を採用することによって未来を切り開きました。
神話を形成することによって絶えず心の進化を実践した「創造」として捉えることが出来ます。

人生には「13の障害」があるという運命論を教えてくれますが、
タロットの象徴学を学び、神話的なエネルギーに接続することは、
それだけで人生の障害の70 %は自動的に消滅します。
日常の障害からの「分離」人生の「変容」新しい人生への「再生」の兆しを知ることにたちあえるのです。
 
#0 探究者
探求者は不思議な力を持っていました。
それは「大地の声を聴く力」です。
そして大地(この世)は人の「今以外のものを追求する欲望」によって荒廃し、
うめき声を立てています。
それは自分というものの存在を否定され、抹消されてきた者たちの声であり、
人間が続く限りそれを押し止めることが出来なかった人間の歴史からの祈りでもあります。

「傷ついた王(この世の荒廃の象徴)」に、
いたわりの言葉をかけることができなかったのです。
そのために取り逃がして到達することに失敗した探求者は、
自分の愚かさに気づき、再び探究へと、
長い年月をかけて地の果てまで巡礼の旅をつづけることになるのです。

#12 傷ついた王
人はこれこそが幸福への道と思うものに人生をかけるが、
そのほとんどが何ものかに囚われた心の幻想であり、
そして幻想ゆえに人は失敗し、悲しみに満ちた結末を迎えることになるのです。
 ★竜の上に乗る魔女の訓練は、「被造物の世界の古い約束」を示して、
《人間の自己実現を追求する道》 「今以外の私になろうとする心」 を表わす。
★獅子の上に乗る乙女の訓練は、「確立された新しい約束」を表わした。
それらは「女性の姿を借りて現われた」被造物の世界に奉仕する、 という形で体験させられました。
《人間のパブリック意識》公的なテーマに情熱のすべてを捧げる 愛の心を表わします。

タロットを通してし運命の総体を知るためには、大地としてのこの世界に十分に生きなければならない。
訓練を十二分に受けていないタロット論は、無力で、頼り無い偶然の言葉に過ぎず、
宇宙の力の偉大な力を引き出す能力を持たない。  

TORAに導かれて到達した無垢で純粋な人であったように、
タロットの探求者も又、複雑な社会組織にもまれた上で、
なお人間的な感受性の鋭敏さを備えていなければならないのである。
古い世界に新たな世界の開花をもたらして、新しい時代の始まりとなるのです。      

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    兆しを理解して現実なるものを深くたのしく感知する訓練カードです。 タロットを機能させるには慣れ親しむことからはじまります。 まだ目には見えていない物事や潜在的な事柄を導き出す道具でもあります。 各アイコンをクリックすると、21のカードが観れます。