« 「循環」を起動させるものこそが「作品」 | トップページ | 日曜日の太陽 (Sunday Sun) »

2008年2月12日 (火)

物語

物語とは語り手が語られる主体に、順序だてて語るさまざまな出来事のこと。ナラティブ(英 narrative)、ストーリーとも言われる。虚構作品(フィクション)だけではなく、歴史や新聞記事の中にも見られる。

文学理論の物語論の観点からは、筋としてまとめられる言説のことをひろく物語と捉える。「物語言説」「物語内容」「語り」などの視点から研究される。
プロット、ストーリー、語り手も参照のこと。
道徳的教訓を含めた物語をとくに寓話と呼ぶ。
近代小説に対比させて近代以前の文学作品やその様式のことを物語と呼んで区別することがある。
日記文学や随筆、場合によっては私小説などを含む自照的なもの以外の、他人に向かって語られる作品のことを物語と定義することもある。叙事的な内容のものを指すことが多い。

狭義には『竹取物語』にはじまり鎌倉時代の擬古物語に至る古典の物語文学のことを指す。『伊勢物語』『平中物語』『宇津保物語』『落窪物語』『源氏物語』『栄華物語』『浜松中納言物語』『狭衣物語』『とりかへばや物語』などが挙げられる。

さらに広く、後の軍記物語や説話物語まで含めることもある。『雨月物語』などの戯作までを指すこともできる。また、『お伽草子』などに含まれるおとぎ話や説話、昔話、民話などを漠然と指して物語と呼ぶこともある。

これらの定義にあてはまらないが、たとえば『はてしない物語』のように近現代の作品であっても物語という語をタイトルに含むものは多い。

日本文学の物語は次のように分類される。

作り物語
歌物語 - 語り物語に対して、筋の主要な部分で和歌が使われているもの。
古物語
擬古物語

古い物語として有名なのは、古代オリエントの『ギルガメシュ叙事詩』である。長いものは、古代インドの『マハーバーラタ』がよく知られている。

日本文学においては『竹取物語』が仮名で書かれた最初のいわゆる「物語」であり、紫式部はこれを「物語の出で来始めの祖」と評した。

« 「循環」を起動させるものこそが「作品」 | トップページ | 日曜日の太陽 (Sunday Sun) »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

羽衣ストーブ館

  • 静岡新聞 2001年5月22日記事
    フランスを中心としてヨーロッパで製造されたアンティークストーブ100点以上はひとりの日本人個人によって南仏を中心に長期コレクションされたものであります。 ◆南仏より海を渡ってやってきたアンティークストーブ100台たちは清水港へ上陸して、東海大学社会教育センターに移築した江戸時代に作られた曲り屋の屋敷のなかに展示された。 ◆鋳物ストーブ100台たちは、その後も数奇な運命をたどることになる。
フォト

22カードの意味

  • _0 愚者
    タロットアルカナの22枚には、世界の変化を表すことが記されています。カードの意味を知るには、図案のもつ表のイメージから解放されることが大切です。

オンライン状態

ペンギンタロットの原画

  • 0の愚者から21の宇宙(世界)まででひとつの話が結ばれる
    兆しを理解して現実なるものを深くたのしく感知する訓練カードです。 タロットを機能させるには慣れ親しむことからはじまります。 まだ目には見えていない物事や潜在的な事柄を導き出す道具でもあります。 各アイコンをクリックすると、21のカードが観れます。