松山 俊太郎(まつやま しゅんたろう 1930年8月27日 - )
東京府出身のインド学者、幻想文学研究家。明治時代の茶人松山吟松庵の孫として東京市芝区三田綱町(現在の東京都港区三田)に生まれる。親は開業医。
1943年、東京府立第四中学校(現在の東京都立戸山高等学校)入学。1946年2月2日、手榴弾分解中の爆発事故によって左手首と右親指を喪失。留年と浪人を経て、1951年、東京大学文科2類(現在の文科3類に相当)に入学。同級生に阿部良雄や石堂淑朗、種村季弘、吉田喜重などがいた。1953年、文学部印度哲学科に進学し、梵文学を専攻。同大学院修士課程(印度哲学専攻)修了。
英語やサンスクリット語の他、フランス語やアラビア語などにも堪能。女子美術大学教授、國學院大學講師、多摩美術大学講師、美学校講師などを歴任。サンスクリット学者としては、永年にわたって蓮を研究。その研究の一端は、『蓮と法華経-その精神と形成史を語る-』(第三文明社)として発表されている。 また、ボードレール『悪の華』原書の初版および再版を日本でただ一人所有しているなど稀覯書の蒐集家としても知られ、小栗虫太郎や夢野久作など、戦前の探偵小説の初版本等も所有している。
著書に『球体感覚御開帳』(冥草舎)、『インドを語る』(白順社)など。訳書に『タントラ』(平凡社)などがある。澁澤龍彦との交遊も夙に有名。巌谷國士・種村季弘・出口裕弘との共著に『澁澤龍彦を語る』(河出書房新社)。
[近年の活動]
現在、西新宿の常円寺において、上杉清文の「福神研究所」主催による『法華経講義』と題した公開連続講義を続けている。聴講希望者は誰でもいつでも参加できる。講義はすでに7年間続けられており、いずれ著作にまとめられる予定とのこと。[1]。
[著作]
球体感覚御開帳 冥草舎 1971 - 俳人加藤郁乎の作品集『球体感覚』の全作改題。
インドを語る 白順社, 1988.7
インドのエロス 白順社, 1992.4
澁澤龍彦を語る 巖谷國士 種村季弘 出口裕弘 松山俊太郎 河出書房新社 1996
蓮と法華経 第三文明社, 2000.8
(編集)
日本幻想文学集成5 谷崎潤一郎 国書刊行会 1991.7
日本幻想文学集成21 正宗白鳥 国書刊行会 1993.7
日本幻想文学集成33 小栗虫太郎 国書刊行会 1995.6
澁澤龍彦全集 巖谷國士 種村季弘 出口裕弘 松山俊太郎 編 河出書房新社 1993~1995
澁澤龍彦翻訳全集 巖谷國士 種村季弘 出口裕弘 松山俊太郎 編 河出書房新社 1996~1998
(翻訳)
イメ-ジの博物誌8 タントラ・インドのエクスタシー礼讃 P・ローソン著 平凡社
小栗虫太郎傑作選1~5 社会思想社 1976~1978
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
公開連続講座:松山俊太郎の『法華経講義』 http://www.kanshin.com/keyword/1295477
松山俊太郎執筆目録(附・自筆年譜) http://homepage.mac.com/freemoon/matsuyama/list.html


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