« 『機關』特集と取り組んで 菊畑茂久馬 | トップページ | 美学校 (Wikipedia) »

2009年8月16日 (日)

反芸術綺談 菊畑 茂久馬

(海鳥社)

1950年代末から60年にかけて日本列島を駆け抜けた反芸術の嵐は何だったのか。「反芸術の旗手」が九州派、そして自らの芸術活動を振り返る痛烈なるドキュメント。

Hangeijutsu 目次
まえせつ
青の時代
手弁当芸術
放課後の芸術
最後の人間芸術
腕力と芸術
反芸術風結婚式
芸術の吸血鬼たち
反芸術風舞台装置
蜘蛛之巣城物語
動向展顛末記
美学校物語
作兵衛翁江戸日記

菊畑茂久馬さんは美学校の講師であられた。描写絵画教場のために、九州から毎週こられていた。戦後の前衛美術家たちの中でも先鋭的な活動をされているけれど、実際に会って話していて独特の視点を持たれていることに感動した。「物と向き合い思索と試行を繰り返す中から、常にその新たな可能性に挑み続ける」エネルギーはとてつもないものだ。オブジェ以降の大作「天河」のシリーズには圧倒されます。

0605

菊畑茂久馬 きくはた‐もくま 「講談社 日本人名大辞典」
昭和後期-平成時代の美術家。昭和10年3月3日生まれ。前衛美術家集団「九州派」にくわわり、読売アンデパンダン展などに出品。昭和36年現代美術の実験展で「奴隷系図」が注目される。オブジェ制作のほか、著述活動など多彩な領域で活躍。45年東京の私塾「美学校」講師。長崎県出身。福岡中央高卒。作品に「天動説」「天河」のシリーズなど。著作に「フジタよ眠れ」など。
 
「平凡ではない人生、ひょっとしたら自らが平凡ではなくしたのかもしれない人生の襞が、強烈な自我を生み、精神を形成し、確固たる芸術を生むと、改めて教えられた。」
http://art-v.jp/tenpyo/sakka/kagyou/kikuhata.html より

« 『機關』特集と取り組んで 菊畑茂久馬 | トップページ | 美学校 (Wikipedia) »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

羽衣ストーブ館

  • 静岡新聞 2001年5月22日記事
    フランスを中心としてヨーロッパで製造されたアンティークストーブ100点以上はひとりの日本人個人によって南仏を中心に長期コレクションされたものであります。 ◆南仏より海を渡ってやってきたアンティークストーブ100台たちは清水港へ上陸して、東海大学社会教育センターに移築した江戸時代に作られた曲り屋の屋敷のなかに展示された。 ◆鋳物ストーブ100台たちは、その後も数奇な運命をたどることになる。
フォト

22カードの意味

  • _0 愚者
    タロットアルカナの22枚には、世界の変化を表すことが記されています。カードの意味を知るには、図案のもつ表のイメージから解放されることが大切です。

オンライン状態

ペンギンタロットの原画

  • 0の愚者から21の宇宙(世界)まででひとつの話が結ばれる
    兆しを理解して現実なるものを深くたのしく感知する訓練カードです。 タロットを機能させるには慣れ親しむことからはじまります。 まだ目には見えていない物事や潜在的な事柄を導き出す道具でもあります。 各アイコンをクリックすると、21のカードが観れます。