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2009年9月22日 (火)

光あれといえば光ありき

《記憶してない夢》
『ひたすらその外観を変じて異形なるものの象を投ぐる』
『自同律の考究』『最後の審判』(悪しき無限)『永久運動』『虚無よりの創造』
「必要にして充分な」《まず在らねばならぬ》
《無限の縮小感覚》《宇宙的な気配》《魔窟》

想像力をもてる人物の前に幽霊の現わるることは稀なり。
事物の精髄を見るあたわざる卑俗な心にのみそは出現す。
幽霊とは粗大な肉体の眼に映る一事物にして、精神の眼に映るものはヴィジョンなり。

終わりなき永劫の深き海に漂いつつわれもまた眺めぬ大いなる無人の船の沈むを。

《大脳には叡知、心臓には悲哀、生殖器には美》
《死者の電話箱》《樽のなかのヘルクレス》
われはすでにわれの影にしてしかもなお盲いたるものの影のごとく微光だになき世界の影にほかならず。
《存在の電話箱》《形而上の漂泊者》《存在のざわめき》
《私語する無数のざわめき》《存在からの最後の挨拶》
《解体の王国》《連結の秘法》《還元物質》
《汝の質問を変更せよ。記憶せよ、ここはそこにあらず、すべては大いなる未動のなかにありて、汝の問いに釣り合う言葉の鍵のいまだあらざることを》「自らの問いに自ら答えるべく」
記憶の永劫の停止‥‥
『徹底した単一の絶対否定だけに支えられた叛逆』
『一日二十四時間全体、さらには一生涯を通ずる絶えざる熱烈な革命者』
《究極の秘密を打ち明ける夢魔》『つきつめていえば、やはり、事物の認識‥‥』

この緩徐、一握りの砂が岩となり、一抹の塵が星となり、一片の単細胞がついにようやく最初の巨象となりいったにもかかわらず、一瞬の炎のなかにぞ惣ちすべて消え去りゆく。

光あれといえば光ありき
《偏在する眩ゆい光の王国》《淡い光の波動する王国》《自足する微光の波動の王国》

《自同律の不快》
『考えられることも、さらに、考えられぬこともなおまた敢えて不屈に考えつづけようとするものがいたら』
《のっぺらぽう》
『俺は俺だ‥‥』『はじめのはじめ』『おわりのおわり』
《出現宇宙》
「いまはお前が俺の影だ。死をまさにつかむものが死にまたつかまれるごとくに、殺されたものだけでなく、殺したものもまた、思いに思いあぐね、思いに思いのこしてついに休まらぬそこ、亡霊宇宙へ赴くがいい!」
《巨大な無関係》「存在の秘密」《終わりからは始められぬ》
「無数」《永劫》「同じ仲間でも育てるといったいたわり方」《水平への意志》
はじまりぬ、ついに、焔と煙霧の手を握りしめあう全剿滅の最後の日ぞ、いま。

平らは丸い、丸いは平ら。直線は曲線、曲線は直線。
あるはない、ないはある、けれども、ないともいえずないともいえぬ
ほかのまったくちがった何らかの何かもさらにまた
まだまだほかならぬそこのそこに誰にも知られぬ面を伏せて隠れている。
《たったひとりですべてをとりしきっている》
「何時とも知れぬ或る時期」《非在の王》
「偉大な黙せる覚者」「永劫の黙せる覚者」「黙せる偉大な覚者」
「たったひとりだけの独立した自前印刷工」
「考えてはならぬこと」「決していってはならぬ最後の言葉」
「暗黒から出現するまったく新しい暗黒」「すべてのすべての死」
「影の影の影の国」「無限に《死》をおさめつづけることのできる巨大な容器の宇宙」
「極度に小さな、つまり、無限小の薄暗い秘密の箱」
「物質の本源とも重力ともまったく関わりをもたぬ唯一の場所」「無限の自由」

おお、亡者達よ。
存在の約束のすべてからまったく離れてしまった亡霊達よ。
お前達はもはや裏切られることも、裁かれることもまたもはやない。

『かくて無限に』
《食物連鎖》『食うことなど嘗てなく、絶えず食われに食われる食われはじめ』
『食の王』『人間』「食われはじめのはじめの生の悲哀の分母」「食い手」
『偉大な復活の日』「焼き魚」「取りて食え。これはわが躯なり」
「これは契約のわが血なり、多くの人のために罪の赦しを得させんとて、流すところのものなり」
「容赦なくこまかく微塵にひかれた小麦の粉」「無惨に砕き踏みつぶされた葡萄の粒」
「食わざるを得ない生」
「ひとの生くるはパンのみに由るにあらず、神の口より出ずるすべての言葉による」
「食わざるを得ぬ生の悲哀」「己れを愛するごとく、汝の隣人を愛せ」
「汝の敵を愛し、迫害者のために祈れ」
「魂なき魂存在」「死と死と死」「日々の生物殺し」「無死の愛」
「他の生物を食わねばならぬ生の長い流れのなかの尽きることのなき一本の細い蒼白い糸である悲哀自体」
「絶えずより巨大な苦悩と悲哀へ向かいつづけに向かいつづける大いなる集積の集積」
「十字架の木のもっているお前とまったく同じ苦悩」
「永遠の差別者」「内界の無垢の人間」「ガラリア湖の魚の魂」

「長くひきのばされたところの食われる死」
「生の造化主たる生」
「緑なす生のはじめの生」「大地の上にあまねく緑なす樹々、草々」
「心を耕す」「畠を耕すもの」「心を耕すもの」
「悟りの誤謬史」「代わって悟ってやる」「悟りの自己欺瞞者」「悟りの暗黒史」
「小さな小さな出発点に立ったなお苦悩の瞑想に瞑想を重ねるべき独覚者」
「悟りおおせた」「全覚者」「真理の誤謬史」

「生の前の生」「原罪」「生きたけれど生まれてこない」
「死のなかの生」「死の上の生」
「お前がお前自身となった」「お前がお前自身である」「兄弟皆殺し」「天上天下唯我独尊」「物質連鎖」
「自己が自分自身と自己格闘する戦士の兜」「夢の王の王冠」「極の天頂に眩ゆく輝くオーロラの宝冠」
「夢のなかの俺自身」「その夢全体がもはや頭蓋の外へも内部の横へも動きもできずすっぽりと囲み包み込まれてしまう」「夢のなかの俺自身を捕獲し掴まえ離さぬ唯一の自己による自分自身の捕獲装置」
「ほかのものの景観」「フォルティシモ」「異物排除」「悲哀を携えた生」
「俺自身のなかへ潰れこんだ俺自身」「そっくりそのまま」「鏡のなかの俺」
「俺自身にしがみつきにしがみつきつづけてきた俺自身の俺自身性の驚くべき持続性の力とかたち」
「自分でない自分」「絶えざる俺自身」「自己変幻」「絶えず失って」「絶えずなりつづけて」「矛盾」「俺と俺自身」「自己超越展開の絶えざる情熱」「鏡のなかのお前つまり俺」
「存在の抜けがら」「生の抜けがら」「存在と生の抜けがら」「その俺でないあの俺」「変幻する無変幻」「そこにそのように置かれた」「転変に転変」「不変の苦悩」「進化」
「鉄の意志」「鉄の意志の影の影の影」「うまくぶつかりあった必然的偶然」
「なんにも食い殺してなどいない高潔高尚な顔付」
「私のなかの私の私」「自然淘汰させられた絶対出現」「外界からの自然淘汰」「内界からの自己創造」「死のなかの生」
《極めて異常な症例。自らの身体のみから発電する独自特殊な自家発電装置の電流によって巻き起されたところの故意の感電死》
「なりかかった生の片方半分だけの半端なかけら」「完全完璧な生」「生の完了体」
「食われ集合体」「権威あるもののごとく」「食われに食われつくされる」
「自分のすぐ前だけしか見えぬ」「他のものをとって食べる」
「生まれながらの犯罪者」「存在の罠」
「裸の魂」「隠された魂」「生物の裸の魂」「自己永劫化」「自己分裂」「隠された心」
「食いに食ってなお食い足りぬ貪食細胞」「産んで産んでなお産み足らぬ生殖細胞」
「私は即ち私自身である」「考える生物」
「自己存在は存在である」「考える愚者」
「自己存在することの不快」「こちら側」「あちら側」
「破壊の源泉」「生形式」
「まるで異種な系列にほかならぬ生なるもの」
「個と全体の融合」「自らだけによる自己発見」
「存在とは何か」「何が存在であるのか」「存在的存在者」
《不快交響楽》

光あれといいて、光そこにあれば、
すべての悪、その光よりはじまりぬ。

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羽衣ストーブ館

  • 静岡新聞 2001年5月22日記事
    フランスを中心としてヨーロッパで製造されたアンティークストーブ100点以上はひとりの日本人個人によって南仏を中心に長期コレクションされたものであります。 ◆南仏より海を渡ってやってきたアンティークストーブ100台たちは清水港へ上陸して、東海大学社会教育センターに移築した江戸時代に作られた曲り屋の屋敷のなかに展示された。 ◆鋳物ストーブ100台たちは、その後も数奇な運命をたどることになる。
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    タロットアルカナの22枚には、世界の変化を表すことが記されています。カードの意味を知るには、図案のもつ表のイメージから解放されることが大切です。

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    兆しを理解して現実なるものを深くたのしく感知する訓練カードです。 タロットを機能させるには慣れ親しむことからはじまります。 まだ目には見えていない物事や潜在的な事柄を導き出す道具でもあります。 各アイコンをクリックすると、21のカードが観れます。