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2009年9月 9日 (水)

種村季弘のラビリントス

  バナナのたたき売り、香具師の口上に惹きこまれるように、 私たちは種村季弘の達者な文章につい惹きこまれる。 眉に唾をつけても、もう遅い。 用心したまえ。 自分でも知らないうちに、私たちは 種村季弘のファンになっている自分を発見して 愕然とするであろう。 表向きの思想なんぞはどうでもよい。 文章がすべてだということに気がついて呆然とするであろう。 
渋澤龍彦

種村 季弘(たねむら すえひろ、1933年3月21日 - 2004年8月29日)

怪物のユートピア 評論集 三一書房 1968
ナンセンス詩人の肖像 竹内書店 1969 のち筑摩叢書、ちくま学芸文庫
吸血鬼幻想 薔薇十字社 1970 のち河出文庫
薔薇十字の魔法 薔薇十字社 1972 のち青土社、河出文庫
アナクロニズム 青土社 1973(ユリイカ叢書) のち河出文庫
怪物の解剖学 青土社 1974 のち河出文庫
失楽園測量地図 イザラ書房 1974
詐欺師の楽園 学芸書林 1975 のち白水社、河出文庫、岩波現代文庫
パラケルススの世界 青土社 1977
山師カリオストロの大冒険 中央公論社 1978 のち文庫、河出文庫、岩波現代文庫
ザッヘル=マゾッホの世界 桃源社 1978 のち筑摩叢書、平凡社ライブラリー
箱の中の見知らぬ国 青土社 1978
書物漫遊記 筑摩書房 1979 のち文庫
黒い錬金術 桃源社 1979 のち白水社Uブックス 
悪魔礼拝 桃源社 1979 のち河出文庫
影法師の誘惑 青土社 1979 のち河出文庫
夢の舌 北宋社 1979
種村季弘のラビリントス 10巻 青土社、1979
ヴォルプスヴェーデふたたび 筑摩書房 1980
愚者の機械学 青土社 1980
食物漫遊記 筑摩書房 1981 のち文庫
夢の覗き箱 種村季弘の映画劇場 潮出版社 1982
謎のカスパール・ハウザー 河出書房新社 1983 のち文庫
ぺてん師列伝 あるいは制服の研究 青土社 1983 のち河出文庫、岩波現代文庫
贋物漫遊記 筑摩書房 1983 のち文庫
書国探検記 筑摩書房 1984
ある迷宮物語 筑摩書房 1985(水星文庫)
好物漫遊記 筑摩書房 1985 のち文庫
迷宮の魔術師たち 幻想画人伝 求竜堂 1985
一角獣物語 大和書房 1985
贋作者列伝 青土社 1986
迷信博覧会 平凡社 1987 のちちくま文庫
だまし絵 高柳篤共著 河出文庫 1987
魔術的リアリズム メランコリーの芸術 PARCO出版局 1988
小説万華鏡 日本文芸社 1989
日本漫遊記 筑摩書房 1989
晴浴雨浴日記 河出書房新社 1989
箱抜けからくり綺譚 河出書房新社 1991
ハレスはまた来る 偽書作家列伝 青土社 1992 「偽書作家列伝」学研M文庫
遊読記 書評集 河出書房新社 1992
ビンゲンのヒルデガルトの世界 青土社 1994
渋沢さん家で午後五時にお茶を 河出書房新社 1994 のち学研M文庫
人生居候日記 筑摩書房 1994
魔法の眼鏡 河出書房新社 1994
不思議な石のはなし 河出書房新社 1996
泉鏡花「海の鳴る時」の宿 晴浴雨浴日記・辰口温泉篇 十月社 1996
徘徊老人の夏 筑摩書房 1997 のち文庫
死にそこないの美学 私の日本映画劇場 北宋社 1997
種村季弘のネオ・ラビリントス 8巻 河出書房新社 1998-1999
奇想の展覧会 戯志画人伝 河出書房新社 1998
東京迷宮考 対談集 青土社 2001
ああ、温泉 種村季弘とマニア7人の温泉主義宣言 アートダイジェスト 2001
図説アイ・トリック 遊びの百科全書 赤瀬川原平、高柳篤共著 河出書房新社 2001(ふくろうの本)
東海道書遊五十三次 朝日新聞社 2001
土方巽の方へ 肉体の60年代 河出書房新社 2001
異界幻想 対談集 青土社 2002
天使と怪物 対談集 青土社 2002
江戸東京《奇想》徘徊記 朝日新聞社 2003 のち文庫
畸形の神 あるいは魔術的跛者 青土社 2004
楽しき没落 種村季弘の綺想の映画館 論創社 2004
断片からの世界 美術稿集成 平凡社 2005
雨の日はソファで散歩 筑摩書房 2005

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  • 静岡新聞 2001年5月22日記事
    フランスを中心としてヨーロッパで製造されたアンティークストーブ100点以上はひとりの日本人個人によって南仏を中心に長期コレクションされたものであります。 ◆南仏より海を渡ってやってきたアンティークストーブ100台たちは清水港へ上陸して、東海大学社会教育センターに移築した江戸時代に作られた曲り屋の屋敷のなかに展示された。 ◆鋳物ストーブ100台たちは、その後も数奇な運命をたどることになる。
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    タロットアルカナの22枚には、世界の変化を表すことが記されています。カードの意味を知るには、図案のもつ表のイメージから解放されることが大切です。

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    兆しを理解して現実なるものを深くたのしく感知する訓練カードです。 タロットを機能させるには慣れ親しむことからはじまります。 まだ目には見えていない物事や潜在的な事柄を導き出す道具でもあります。 各アイコンをクリックすると、21のカードが観れます。