« 鏡地獄 | トップページ | 鏡地獄 »

2010年3月22日 (月)

鏡地獄

     四

 雪が降つてゐた。
 彼は、隙間のないやうに無数の鋲で、三方の幕をしつかりと圧えた。――静かな午後だつた。賢太郎が拵えかけたカーテンは、短かゝつたので、悉く白い布に取り換えたのである。
 風がなかつたから、湿つた布は凝ツと、この変梃な部屋を取り囲んでゐた。彼は、行火に噛りついて、トランクの中から取り出した金製の古いカツプで、チビチビとウヰスキイを舐めてゐた。
 ――「それぢや、原田では、この先き如何するんだらう、家(うち)がなくなつては?」
 いつか彼の母は、この家に就いて一寸斯んな心配を洩したことがあつた。
「どうするのかね……」
「割合に大家内ぢやあるし――」
「原田の親父は、この頃何ンにも仕事がないんださうですぜ。」
「まア、気の毒な――」
 あまり気の毒らしくもなく、彼の母は苦笑を洩した。その後彼が、この家に就いて周子に訊ねて見ると彼女は、
「うちのお父さんが、また買ひ戻したんですツてさ。だから今度は、あたし達は相当の家賃を払はなければならないでせうね、うちのお母さんが、時々あたしにそれとなく云ふわよ。」などと云つた。原田は、この頃一文の収入もないといふ話だつた。
「毎日あんなに忙しさうに出歩いてゐるのに、一体何をしてゐるのさ。」
 決して訊ねたくはなかつたが彼は、彼女に、軽蔑的な笑ひを見せて訊ねたりした。
「人が好いから駄目なのよ、うちのお父さんは――」と、彼女は云つた。
「未だ半月しか経たないんだから、金はあるだらう、あの?」と、彼は云つた。引ツ越しの時前の借家の敷金を三百何十円か、彼女は彼に断りなく領してゐることを、彼は知らん振りをしてゐたが、忘れてゐたわけではなかつた。
「ホツホツホ。」と、彼女はわざとらしい下品な笑ひを浮べて「随分、あなたは細いのね。――もう三十円ぽつちしかありやアしないわよ。」と云つて、何に使つた、何に使つたなどといふことを立所に証明した。
「俺ア、知らねえよ。」
「でもいゝわね。この頃は手紙を出さなくつてもヲダハラから、お金が来るからね。」
 彼が、原田の家へ同居してゐることを彼の母はあまり喜んでゐなかつた。彼は、ずつと前に此処に居た頃は、その種の母の不快を察して、それも一つの理由で帰郷したのであるが、今度は、母が明らさまな不機嫌を示さないだけ、彼は、反つてこれ位ひの意地悪るを母にしてやることが、辛くもなかつた。
「お前は、随分親孝行だねえ、感心だよう! ほんとうなら今ぢやお前がヲダハラの主人なんだから、阿母さんの口なんて出させないのが当り前なのに、斯うして書生時分と同じ暮しをしてゐるなんて! ハヽヽヽ、おとなしいんだね、つまり。蔭弁慶……」などと周子の母は、巻煙草などを喫しながら親味を装ふ笑ひを浮べた。と彼は、ワザとこの老婆の言葉に乗せられたやうに、心中の不快は圧し隠して、放蕩児のやうな不平顔をして、
「ほんとうに、バカ/\しいや。」などと呟いた。そして、反つて相手の似非親切に研究の眼を放つた。すると老婆は、益々愉快がつて、
「確りしなよ。油断してはゐられないよ。」
 さう云つて暗に彼に「親不孝」を強いた。
「まつたくだね。」
 こんなに彼は、変な落つきを示して、相手の醜い感情を一層醜くしてやれ! などと計つたりした。
「阿母さんの前に出れア、碌々口も利けないツてエんだから仕末に終へないな、この子はよう、ほんとうに――」
「ほんとよ、お母さん。」と、周子も傍から口添へした。彼は、何となく好い気持だつた。
「間に入つて一番辛いのは、お前だけだのう。」と、老婆は娘に云つた。――「阿母さん任せにして置いたら、後で一番可愛想なのは英一だぜ。」
「どうしたら好いだらうね、お母さん。」
「うちのお父さんも、それを心配してゐるんだよ。」
「あたし、ヂリヂリしてしまふわ。」
「無理もないさ。好くタキノと相談して御覧よ。余計なお世話だなんて思はれるとつまらないからツて、お父さんも。」
「さうよ/\。直ぐにうちのお父さんを悪者呼ばはりをするんだからね。」
「バカだね。うちのお父さんも――。そりアさうと、ヲダハラの阿母さんは髪を切つたかね?」
 老婆は、知つてはゐるんだが、知らん振りをして、彼の、割合にそれに就いては潔癖らしい道徳的な反抗を煽てる為に、済して娘に訊ねたりした。
「いゝえ。」と、娘は、白々しい残酷感を胸に秘めて、首を振つた。
「へえ!」と、老婆は、仰天するやうに眼を視張つた。そして、拙い言葉で今更のやうに女の貞操に就いて、娘を諫めたりした。そして自分が、どんなに不行跡な夫と永く暮して来たにも関はらず、貞操観念は如何に律義なものであつたか、といふ事などを附け加へた。――彼女達は、彼の母の不徳を稍ともすれば吹聴したがつた。それで、哀れな自慰を貪つてゐるらしかつた。
 彼は、この家に同居するやうになつてから自分が今迄母に対して抱いてゐた「道徳的な反抗」が、ウマク影をひそめて行く気がして寧ろ清々とした。今迄、自分がひとりで焦立ツてゐた卑俗な感情を、この家の卑俗な連中が悉く奪つて呉れた――そんな気もした。それで自分の心は、別投デカダンにも走らず、あきらめといふ程の云へばエゴにも陥らず、別段改まつた人世観をつくることもなく――彼は、そんなことを思つて、気附かずにたゞ己れの愚鈍に安住しようとした。
(母上よ、安んじ給へ。)
 彼は、斯う祈つた。――彼の頭は、使用に堪へない剥げた鏡だつた。あの、昔の望遠鏡のやうに曇つてゐた。彼は、自分の頭を例へるにも、こんな道具に引き較べるより他に仕様のない己れの無智が可笑しかつた。
「でも、寂しいだらうね。」
「そんなこともないだらう……」
「さうかね、クツクツク……」
 老婆は、欠けた歯を露はにして笑つてゐた、娘と共々に。そして彼の方に向つて、話頭を転ずる為に、
「だけど、ちつたアお前だつてかせがなければ……、そんなことも考へてゐるの?」などゝ訊ねた。
「とても駄目だ。」と彼は云つた。
「嘘なのよ、お母さん。」と、傍から賢太郎が可愛らしい声で口を出した。「兄さんは、時々雑誌やなんかに童話を書いて、お金を儲けてゐるのよ。」
「ほう! 童話ツて何だい。」
「お伽噺のことよ――だから、この頃毎晩出かけて、屹度酔つて帰つて来るぢやないの! あれ、みんな自分で取るお金なのよ。」
「ほう、偉いんだね。――ぢや、ヲダハラからはいくらも貰つてゐるわけぢやないんだね、遠慮深いんだね、感心だねえ!」
「あたしなんて、病院へ行くんだつて遠慮してゐる程なのよ。」と、娘は云つた。彼女は、婦人科病院に通つてゐた。老婆は、忽ちカツとして彼を何か罵つた。
 階下の仲間入りをして、母上よ、安んじ給へ! などゝ祈つてゐることも彼は、面白かつたが、一時間も辛棒してゐると、反つて不純な己れを見るやうな浅猿しさに辟易して、ほうほうの態で二階へ逼ひあがつた。そして、この寒さも厭はず、この村社の急拵への神楽殿にも似た部屋に、幕を引き回らせて、筒抜けたやうな顔をして閑ぢ籠つてゐた。
「郵便」と、云つて賢太郎が幕の間から、彼が一目見れば解る母の書状を投げ込んで行つた。
 近頃気分が勝れない、といふやうなことが長々と書いてあつた。その一節に彼は、次のやうな個所を読んだ。
「……御身は近頃著述に耽り居る由過日村山氏より聞き及び母は嬉しく安堵いたし候、酒を慎しみたるものと思ひ候、父上なき後の痛き心を風流の道に向けらるゝも亦一策ならん、務めの余暇にはひたすら文章に親しむやう祈り居り候、如何なるものを執筆せしや、母は日々徒然に暮し居り候故著書一本寄贈されたく御承知の如く震後書店の出入なければ何卒至急御送り下され度候、孰れ閲読の後は改めて母の感想を申し述ぶべく到来を待ち居り候、御身は英文学士なればその昔母の愛詠せるおるずおるすにも似たる歌もあらんなどと徒らに楽しき空想を回らせ居り候……」
 母は、W. Wordsworth の古い翻訳詩の愛詠家だつた。日本では、馬琴を最も愛読した。母の実家は、昔、その父や祖父の頃から村一番の蔵書家だつた。そして、娘は母一人だつたが、二人の兄弟は並つた読書家だつた。その反対であるタキノ家や彼を、常々母は軽蔑した。彼は、いつか母からいろいろ文学に関する質問をうけて一つの返答も出来なかつた。――では、お前は一体何を主に研究してゐるんだ? と訊ねられて、彼は思はず顔を赧くした。籍を置いてゐた私立大学の文学部で、彼は英文科に属してゐることに気付いて
「英文学!」と、喉のあたりで蚊のやうに細く呟いだことがあつた。傍で聞いてゐた父が、
「へえ! お前は文学なのか? 俺ア、また理財科だとばかり思つてゐたんだ。ハツハツハ……」と笑つた。
「私は、文科の方が好いと思ふ。」
 母は、きつぱりとさう云つた。
「そりやア、好きなものなら――」と、父は云つた。
 彼は、たゞ楽をする目的でそれを選んでゐた。好きか? 嫌ひか? そんな区別も彼は知らなかつた。母が軽蔑した彼の父でさへ、彼よりは遥かに英文学に通じてゐたらしかつた、彼には父の少しばかりの蔵書である英文学書すら読めもせず、読まうともしなかつた。
 誰が読むといふわけでもなく、彼の家にも古くからの習慣で、月々村の書店からいくらかの雑誌が入つてゐたが、そのうちの通俗的でないものだけを彼は、伊豆に逃げのびた頃から、巧く母に断つて、書店から直接彼宛に郵送させた。東京に住む現在でも、それ等は附箋がついて回つて来た。彼は、母にいろいろの書物を呈供することを約したこともあつた、近頃の書物は、お前に選定して貰つた方が好いだらう、と母が云つたので――。
 村山氏といふのは、あまり彼の家と仲の善くない近所の会社員だつた。
 村山氏が、自分の何を読んだのだらう――と、彼は思つた。そして彼は、自分が今迄に書いたいくつかの小説の題名や内容を回想して、案外呑気な笑ひを浮べた。――たゞ村山氏が何んな気持で、彼のことを母に通じたか? が、解る気がした。ずつと前父をモデルにした小品文を父に発見されて激怒を買つたことがあるが、そして酷く困惑したことがあるが、この頃ではそれ位ひのことで困惑する程の余猶もなし、若し母が読んで「腹を切つて死んでしまへ!」――母は、好くさういふことを云ふ人である――と、云つたら、
「自殺は嫌ひだ――眠つてゐるところでもを闇打ちにしてくれ!」位ひの図々しさは用意してゐるんだが、勿論読まれたくはない。
 村山氏といふ人は、他人の不祥事や秘密を発いてセヽラ笑ふことが好きな人である。内容には触れずに、好い加減な皮肉で、彼の母を悦ばせたのであらう! 村山氏を、憎む気にもなれなかつたが、愚かなお調子者の非文学的な彼の小説のつまり彼である主人公が、ペラペラと吾家の不祥事を吹聴したり、親の秘密を発いたりする文章を書き綴つてゐる浅猿しさを、彼は自ら嘆いた。そして、何も知らない母が気の毒であつた。彼は、想像力に欠けた己れの仕事が憾めしかつた。また、下らない奴に邪魔される迷惑も感じた。
「翻訳をして、母に送らう。」
 彼は、母の手紙を読み終ると同時に、思はず斯んなことを呟いだ。一寸以前の彼であつたら、ワザと意地悪る気な笑ひを浮べて、――斯んな刺激も必要だ! とか、不徳の罰だ! とか、と安ツぽく露悪的に呟くに違ひなかつたが(現に彼は、さういふ小説を書いてゐる。)、そんな感情は巧い具合に、この家の一種彼にも通ずる卑俗な連中が、あゝいふ態度で彼の心を拭つたやうなものだつた。この家の連中が暗に彼に要求することの、反対の結果が彼の胸に拡がつてゐたから――。一体彼には、さういふ癖があつた。例へば自分の前に来て、誰かの悪口を吐く人になど出遇ふと、一応はウンウンと云つて聞いてはゐるが、そして時には自分も一処になつて喋舌ることもあるが、いつの間にか、そこで悪口を云はれてゐる向方の人が、反つて懐しく、好きになつて来るやうな場合があつた。
「さうだ、これはたしかに巧い思ひつきだつた。」と、彼は思はず口に出して独言した。
 古い浪漫的な幾つかの英詩を探し出して、耽念にこれを翻訳して、そして厚い紙に綺麗に清書して。何枚かを丁寧に立派にとぢて、恭々しく母に捧げよう……これやア、案外仕事としても面白いかも知れないぞ――などと、彼は呟いた。
(先づ、おるずおるす――か?)
 彼は、母から英文学士と称ばれたことが、奇妙に嬉しかつたのである。そして彼は、一躍厳格な学究の徒になつた気がして、衒学的に眉を顰めて、幕の間から暫く外景を覗いたりした。――花やかに、大片の雪が降つてゐた。火の見塔が、雪にぼかされて煙突のやうにぬツと突き立つてゐた。勿論、見張りしてゐるに違ひないのだが、見張り番の姿は見えなかつた。顔つきばかりで、彼の心は無暗に白いばかりだつた。たゞ、今漠然と心を躍らせた形のない力が、形あり気に、ハラハラと顔や胸に雪のやうに暖く、冷たく、こんこんと降りしきつて間もなく五体までも、埋り、溶けてしまふやうに恍惚とした。――さつきからのウヰスキーがさせる業なのであらう、冷たく、暖かく、雪が、雪景色が、冷たく快かつた。――無い智識を振りしぼつて、努めて翻訳などをしないでも、三つや四つ位ひは立所に叙情的な詩が作れさうだ――ふと、そんな気もしたが、永遠に詞想からとり残されたカラの頭が、幕の間から雪景色を眺めてゐるだけのことに気附いて、彼はテレ臭い苦笑を浮べて、幕をとぢてしまつた。――そして、翻訳に心を反した。だが、二ツ三ツうろ覚えのウオーズオースやテニソンでは、折角翻訳しても、母だつて見覚えがあるかも知れない、「英文学士」の称号を取り上げられてしまふかも知れない、――それじや、何もならないし、語学力は中学の頃と何の変りもないし、
「折角の計画も、駄目かな。」と、思つて彼は、行火の上に首垂れた。――いや、いや、そんなことぢや仕方がない、間もなく自分の生活は、大変惨めなものになつて到底斯んな種類の仕事に耽つてゐる余猶はなくなるに違ひない――彼は、珍らしくそんな要心深い考へを起したりして、努めて心を明るくさせた。――(今夜から、早速取り掛らう、まさか字引の引き方を忘れてもゐないだらうからな。)
 彼は、なみなみと注いだウヰスキイのカツプを一息に飲み干した。――そして、またトランクの中から、ボロ/\になつてゐる英詩集を取り出して、断れ/\に歌つた。
 「She was a Phantom of delight
  When first she gleam'd upon my sight;
  A lovely apparition, sent
  To be a moment's ornament;
  Her eyes as stars of twilight fair;
  Like Twilight's, too, her dusky hair;
  But all things else......」とか、「何だか、はつきり解らないぞ、この、おるずおるすは!」と、云つて、また、別の処を開いて――「Who is the happy warrior? Who is he―Whom every man in arms should wish to be?」などゝ叫んで「こいつも、解らねえ、チヨツ!」と舌を打つたり「ぢや、こんどはテニソンだ。」と云つて、ひよろ/\と立ちあがつて、
 「Ring out, wild bells, to the wild sky,
  The flying cloud, the frosty light:
  The year is dying in the night;
  Ring out Wild bells, and let him die.」
 ――「これやア、好いなア!」と、感嘆して「Wild(ワイルド) bell(ベル) は、好いなア!」などと悦びの眼を輝やかせた。この英文学士は、かの有名な、“In Memorium”をこの時初めて眼にしたのである。そして彼は、更に声を大にして、
  Ring(リング) out(アウト) the(ゼー) old(オールド), ring(リング) in(イン) the(ゼー) new(ニユー),
  Ring(リング) happy(ハツピイ) bells(ベルス) across(アクロツス) the(ザア) snow(スノウ):
  The(ゼー) year(イヤア) is(イズ) going(ゴーイング), let(レツト) him(ヒム) go(ゴー);」と、のろい怪し気な発音で切りに歌つた。――「Let him go ――彼ヲシテ、行カシメヨ、か!」
 それから彼は母へ宛てゝ手紙の返事を書いた。母の手紙が、彼と争ひをした後のものゝやうではないと同じく、彼の手紙も亦白々しい親情に充ちてゐた。

« 鏡地獄 | トップページ | 鏡地獄 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

羽衣ストーブ館

  • 静岡新聞 2001年5月22日記事
    フランスを中心としてヨーロッパで製造されたアンティークストーブ100点以上はひとりの日本人個人によって南仏を中心に長期コレクションされたものであります。 ◆南仏より海を渡ってやってきたアンティークストーブ100台たちは清水港へ上陸して、東海大学社会教育センターに移築した江戸時代に作られた曲り屋の屋敷のなかに展示された。 ◆鋳物ストーブ100台たちは、その後も数奇な運命をたどることになる。
フォト

22カードの意味

  • _0 愚者
    タロットアルカナの22枚には、世界の変化を表すことが記されています。カードの意味を知るには、図案のもつ表のイメージから解放されることが大切です。

オンライン状態

ペンギンタロットの原画

  • 0の愚者から21の宇宙(世界)まででひとつの話が結ばれる
    兆しを理解して現実なるものを深くたのしく感知する訓練カードです。 タロットを機能させるには慣れ親しむことからはじまります。 まだ目には見えていない物事や潜在的な事柄を導き出す道具でもあります。 各アイコンをクリックすると、21のカードが観れます。