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2010年4月 9日 (金)

野村萬斎 『マクベス』

シェイクスピアを原作として新たな劇世界を切り拓いた『まちがいの狂言』(「間違いの喜劇」)、『国盗人』(「リチャード三世」)に続き、野村萬斎が『マクベス』に取組んだ。リーディング形式によるシアタートラムから、テキストを再構成して大胆な演出をほどこす。凝縮された世界と、シェークスピア劇に積極的に取り組んできた萬斎の解釈による舞台。
たった5人で演じるシンプルな『マクベス』の現代劇。
マクベス夫妻は魔女の予言に導かれ、血と戦乱の生へ引き込まれていく。「魔女や王とは何か。その今日的な意味を問い直すことが、古典を現代劇として上演する意義」という。

「いかにマクベスという現象を現代に考えるか。
人間は森羅万象の一部であるという狂言の俯瞰的な視線と
人間の精神にミクロに迫る能の視線で
現代の人間にも起こりうる物語として捉えたい」

Photo
W.シェイクスピア作 河合祥一郎訳 『マクベス』より
[美術] 松井るみ
[構成・演出] 野村萬斎
[出演] 野村萬斎/秋山菜津子/高田恵篤/福士惠二/小林桂太
世田谷パブリックシアター 2010年03月06日~03月20日

「魔女」対「人間」
「きれいかきたないか」、
「優しいかおそろしいか」といった
自然や魔女に備わる
単純な二面性に比べて
人間は思い切り悩み、傷つき、
罵り合い、掴み合い、
愛し合い、慰め合い、笑い合う
複雑な感情を持っている。
それが、動物とは違う
人間らしさであり、
人間の特権、
そして限界でもある。
(野村萬斎構成・演出「マクベス」-パンフレットより)

構成・演出・主演:野村萬斎による『マクベス』感想と評
http://d.hatena.ne.jp/charis/20100313
http://www.asahi.com/showbiz/stage/theater/TKY201003160279.html
http://plaza.rakuten.co.jp/numaj/diary/201003180000/
http://coolminori.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-8ba3.html

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