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2010年5月14日 (金)

兵庫県立美術館2010年度コレクション展「絵画の5つの部屋」

1章 近代と現代をつなぐもの(出品点数約10点)
現代絵画は伝統的な絵画や近代の絵画からも、かなり変わってきている。近代絵画と比較すると、構図や手法などで共通する。過去と現在が複雑につながっている。

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津高和一《作品》 (1961年・山村コレクション)   

2章 絵画の境界(出品点数約10点)
絵画の「図」とその背景である「地」との関係、絵画とその周りの壁との関係など、内と外を分かつ境界は、絵画を見る上で、しばしば重要な役割を果たすことがあります。絵画の中心部分だけでなく、このような境界や縁に目を向けて、絵画全体を捉えていただくコーナーです。
菅井汲《ハイウェイの朝》 (1965年)   

3章 かたちと空間(出品点数約10点)
画面の奥行き表現を抑制して、かたちを作ることに主眼を置いたタイプの作品がある一方で、逆に、空間のほうを複雑に構築するタイプの作品もあります。2つのタイプを見ながら、絵画の表現の大きな広がりを確認します。

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横尾忠則《現実と非現実の間》 (1994年) 
津高和一《像》 (1971年・山村コレクション)

4章 足は幾百の表情を生む(出品点数約10点)
この部屋では、具体美術協会に属していた作家、白髪一雄(1924-2008)の作品を取り上げます。白髪は、足で描くスタイルをとっていました。ただ足で描くというユニークさを強調するだけでなく、もう少しその手法や構図など細かな点に注目します。すると、驚くほど豊かな表現が見えてくることでしょう。
白髪一雄《天空星急先鋒》 (1962年)   

5章 画面に見えるものと見えないもの
作品は、描かれているものがなによりも重要で、それ以外のものは必要ないという考え方があります。でも、その一方で、描かれてはいなくとも、暗示されているものや、見る側の想像によって補うことが求められている場合があります。ここでは、広い意味での絵画の内容について見ていきます。

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高松次郎《影》 (#394) (1974-75年・山村コレクション)   

オーギュスト・ロダンをはじめとする海外の巨匠による彫刻を展示します。また、当館設計家の安藤忠雄による震災復興プロジェクト等を紹介するコーナーも併設しています。
オーギュスト・ロダン《永遠の青春》 (1884年)


兵庫県立美術館「絵画5つの部屋」
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/j_1003/
2010年3月27日(土)-7月4日(日)
兵庫県 神戸市 中央区脇浜海岸通1丁目1-1

芸術は発見である。まだ知られていなかったものを見つけ出すこと。また解らなかった存在を見い出すことです。 http://twitter.com/tadanoriyokoo

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    フランスを中心としてヨーロッパで製造されたアンティークストーブ100点以上はひとりの日本人個人によって南仏を中心に長期コレクションされたものであります。 ◆南仏より海を渡ってやってきたアンティークストーブ100台たちは清水港へ上陸して、東海大学社会教育センターに移築した江戸時代に作られた曲り屋の屋敷のなかに展示された。 ◆鋳物ストーブ100台たちは、その後も数奇な運命をたどることになる。
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