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2010年6月 6日 (日)

春陽堂『芥川龍之介全集』

理知的で明快端麗な文体は若々しい抒情を湛え刺激的な短編もあり「河童」は特別変格な味わいがあって何度も読んだ。中学の頃に買ってもらった春陽堂『芥川龍之介全集』の、小説は一冊に収録されて日記のようにひとつひとつ毎晩につきあって読んだものだ。しかし生意気な少年はハイティーンになると物足りなくなってしまった。それから何度も「芥川小説全集」を捨てたいと思うのだった。本は重いのだ。知識も質量だし身軽になりたい。電車移動しなから文章を書いたり読んだりしている。携帯では同じ小説もクールに読めて新しい体験が出来る。

春陽堂書店
http://www.shun-yo-do.co.jp/

・「行年二十五にして才人の名を博してよりこのかた」:芥川龍之介が第四次『新思潮』を創刊し、『鼻』をそれに発表したのは、大正5(1916)年2月15日のことであった。人口に膾炙しているように、それへの夏目漱石の激賞の手紙が、彼の実質的な文壇デビューと言える。芥川龍之介、数え年25歳(満年齢では彼の誕生日が3月1日であるので未だ23歳)の春であった。

・「春服」:大正12(1923)年5月18日に春陽堂より出版した芥川龍之介の第六短編集の題名。
収録作品は「六の宮の姫君」・「トロツコ」・「おぎん」・「往生繪卷」・「お富の貞操」・「三つの寶」・「庭」・「神神の微笑」・「奇遇」・「藪の中」・「母」・「好色」・「報恩記」・「老いたる素戔嗚尊」・「わが散文詩」の以上15篇。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E9%99%BD%E5%A0%82%E6%9B%B8%E5%BA%97

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