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2010年7月17日 (土)

フライト つりたくにこ作品集

「私にはマンガしかない」 1965年、高校在学時に創刊間もない『ガロ』(青林堂)最初の新人としてデビュー、SFショートショートを経て60年代の時代風俗を捉え、シュール・レアリズムに接近、しかしその後、不治の難病SLE(全身性エリテマトーデス)を発病。37歳の若さで早逝した著者のデビュー作から最晩年の作品群までを収録。巻末には解題に加え、詳細な「つりたくにこ年譜」を付す。

収録作品:「人々の埋葬」「神々の話」「ナンセンス」「女」「こんな話」「アンチ」「生きるための闘争」「あがき」「ジンロク」「六の宮姫子の悲劇」「栄光への脱出」「狂人日記」「マダム・ハルコ(リテイク)」 「音」「ある亀の話」「災難「65121320262-719」「僕の妻はアクロバットをやっている」「憂子の日々」「空は青空雲一つ」「MONEY」「MAX」「トン、トン、お姉さん」「極寒」「R(アール)」「海蛇と北斗七星」「フライト」
◎「つりたくにこ年譜」「解説」
青林工藝舎 (2010/8/10)

つりたくにこ 1947~1985
http://zerogahou.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/19471985-dd23.html

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彼女の作品を知らない人たちは、マンガの表現における可能性について考えさせられるだろう。ここには発明発見に似た驚異する創作のわくわくと、不安な未知の領域に対する恐れが描かれている。
永らく絶版になっていた「つりたくにこさんの作品」も、朝連ドラ「ゲゲゲの女房」の河合はるこ人気への便乗から注目を浴びている。青林工藝舎は「「ゲゲゲ」効果はあったとしてもせいぜい実売で三桁台前半でしょう。若干ページ数も多め、定価も高め、部数も少なめです」というが、これからドラマは若くして死に向かう美人の悲劇へ向かうわけで、盛り上がらないわけがないだろう。難解マンガは火に油を注ぐ効果満点。
水木しげるさんのパワースポットぶりは物凄いです。

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羽衣ストーブ館

  • 静岡新聞 2001年5月22日記事
    フランスを中心としてヨーロッパで製造されたアンティークストーブ100点以上はひとりの日本人個人によって南仏を中心に長期コレクションされたものであります。 ◆南仏より海を渡ってやってきたアンティークストーブ100台たちは清水港へ上陸して、東海大学社会教育センターに移築した江戸時代に作られた曲り屋の屋敷のなかに展示された。 ◆鋳物ストーブ100台たちは、その後も数奇な運命をたどることになる。
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    タロットアルカナの22枚には、世界の変化を表すことが記されています。カードの意味を知るには、図案のもつ表のイメージから解放されることが大切です。

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    兆しを理解して現実なるものを深くたのしく感知する訓練カードです。 タロットを機能させるには慣れ親しむことからはじまります。 まだ目には見えていない物事や潜在的な事柄を導き出す道具でもあります。 各アイコンをクリックすると、21のカードが観れます。