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2010年7月 5日 (月)

『ラスト・チャイルド』ジョン・ハート(ハヤカワ・ミステリ文庫)

英国推理作家協会賞最優秀スリラー賞受賞作。

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十三歳の少年ジョニーは、犯罪歴のある近隣の住人たちを日々監視していた。彼は、一年前に誘拐された双子の妹アリッサの行方を探しているのだ。美しい少女だった妹は何者かに連れ去られたが、警察はいまだ何の手がかりも発見できずにいた。ジョニーの父親も、娘が誘拐されてまもなく謎の失踪を遂げていた。母親は薬物に溺れるようになり、少年の家族は完全に崩壊していた。ジョニーは学校を頻繁にさぼり、昼夜を問わない危険な調査にのめり込んだ。ただひたすら、妹の無事と家族の再生を願って―

「あの子を見つけた」大怪我を負った男はジョニーに告げた。「やつが戻ってくる。逃げろ」少年は全速力で駆けた。男の正体は分からない。だがきっと妹を発見したのだ。アリッサは生きているのだ。ジョニーはそう確信する。一方、刑事ハントは事件への関与が疑われる巨体の脱獄囚を追っていた。この巨人の周辺からは、数々の死体が…。ミステリ界の新帝王が放つ傑作長篇。

早川書房創立65周年&ハヤカワ文庫40周年記念作品。
同じ内容のものが同時に発売されている。

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ジョン・ハート(John Hart) 
公式サイト http://www.johnhartfiction.com/
 1965年、ノース・カロライナ州ダラムに生まれ、現在も同州に在住。幼少期を本書の舞台となったローワン郡で過ごす。デイヴィッドソン・カレッジでフランス文学、その後大学院にて会計学と法学の学位を取得した。会計、株式仲買人、刑事弁護などさまざまな分野で活躍したが、やがて職を辞し、作家を志す。一年間図書館にこもって執筆した『キングの死』が、デビュー作とは思えない高いクオリティが多くの出版社に注目され、争奪戦が勃発。発売後も全米各紙誌で絶賛され、新人としては異例のセールスを記録した。

Novels 著作リスト
The King of Lies (2006)『キングの死』
Down River (2007)『川は静かに流れ』
The Last Child (2009『ラスト・チャイルド』
The Iron House (2010)

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