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2010年8月11日 (水)

『火の賜物―ヒトは料理で進化した』 リチャード・ランガム

われわれは、いかにして人間となったのか?
人類の起源をめぐる、壮大な文明史

人類が滅亡せずにすんだのも、小顔で八頭身になれたのも、
みんな料理のおかげだったのか!(荒俣宏氏 推薦)

「火」と「料理」こそがヒトの脳を大きくさせ、女性の役割を変えた!
今まで語られなかった人類進化の新しい世界 (久保田競氏 推薦)
(「BOOK」データベースより)

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ヒトの脳はなぜここまで大きく発達したのか。消化という作業を料理によって一部を「外部委託」できたことにあった。肉であれ野菜であれ卵であれ、生のものを消化するのは非常にエネルギーのかかる作業である。火を使うことで負担が大幅に削減され、栄養素の利用効率も格段に上がる。そしてヒトの消化器官はコンパクトとなり余ったエネルギーが大脳の発達へと繋がっていったという。
「人類進化に火が重要な役割を果たした」というのではなく「火の使用によってヒトになった」という 新たな人類進化論である。

男は狩猟で女は料理という役割分担が、幅広い原始的部族からも見られる。それは料理にかかるコストとリスクを考えれば、如何にしてヒトに時間的余裕を与えて広まったか解かる。
軟らかいものばかり食べていると太りやすい食生活を考え直すヒント、
「火を通さないもの」ばかり食べていると体にどう影響するかといった
現代社会で実践できうる「食」のことなども記されている。

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