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2010年8月29日 (日)

東海道広重美術館

東海道広重美術館は、由比本陣公園内にあり、浮世絵師・歌川広重の作品を中心に収集・展示する世界で最初の美術館です。美術館内は「由比の自然と歴史」「東海道の宿場町・由比」「広重と浮世絵の世界」の3つのテーマペースが設けられ、江戸庶民文化の世界へと誘ってくれます。広重の作品をメインに1200余点の版画が収集されていますが、世界に数点しか存在しないといわれている「木曽海道六十九次の内・中津川」のような貴重な作品も含まれています。

東海道広重美術館
http://plaza.across.or.jp/~kakusa/hiroshige.html

変わり種東海道Ⅰ「東海道五十三次漫画絵巻と合筆の東海道」
平成22年6月22日(火)~~8月29日(日)

キーワードは、「ちょっと変わったコラボレーション(合筆・共作)」。東海道をモチーフにした絵画を中心に、合筆の作品を紹介。

東海道は、長い歴史のなかで物流や東西文化交流の大動脈でした。また人々を魅了し、画家の創作意欲をかきたてる景勝地でもありました。名所絵で知られる歌川広重(1797~1858)は、多種多様な東海道を描きましたが、このたび展示する「双筆五十三次」は、3代歌川豊国(国貞、1786~1864)と共作した「東海道」シリーズです。

広重と同時代を生きた3代豊国は、初代歌川豊国の門下に入り、役者絵と美人画で名を馳せました。多作で当時から非常に人気のあった浮世絵師の1人です。「双筆五十三次」や「東都高名会席尽」は、広重の描いた風景画と、3代豊国が描いた役者絵が1枚にまとめられており、それぞれが得意とした絵を一度に楽しめるシリーズものの浮世絵でした。つまり、江戸時代後期の二大浮世絵師による、「ちょっと変わったコラボレーション」作品です。

東海道をモチーフにした、一風かわった絵画として、岡本一平(1886~1948、芸術家岡本太郎の父)ら東京漫画会のメンバー18名が描いた「東海道五十三次漫画絵巻」を特別に展示。大正時代の漫画界を牽引した漫画家たちが、流れるような筆さばきで描いた「ちょっと変わったコラボレーション」絵巻の世界。

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変わり種東海道Ⅱ「広重と十返舎一九」
特別出品:保永堂版「東海道五十三次」
平成22年8月31日(火)~9月26日(日)

『東海道中膝栗毛』で有名な十返舎一九(1765-1831)は、駿府の武士の子。一九の著作や俳画調の肉筆画などを展示し、その人と作品を広重の名品とともに紹介。

〒421-3103
静岡市清水区由比297-1
静岡市東海道広重美術館公式ホームページ
http://www.yuihiroshige.jp/

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    フランスを中心としてヨーロッパで製造されたアンティークストーブ100点以上はひとりの日本人個人によって南仏を中心に長期コレクションされたものであります。 ◆南仏より海を渡ってやってきたアンティークストーブ100台たちは清水港へ上陸して、東海大学社会教育センターに移築した江戸時代に作られた曲り屋の屋敷のなかに展示された。 ◆鋳物ストーブ100台たちは、その後も数奇な運命をたどることになる。
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    タロットアルカナの22枚には、世界の変化を表すことが記されています。カードの意味を知るには、図案のもつ表のイメージから解放されることが大切です。

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