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2010年8月 9日 (月)

水に恵まれた飛鳥

 飛鳥は大和盆地の美しい要地である。
 東方に多武蜂のつらなり西方の金剛山あり南は高取山が支えている。三方位を低い山脈に囲まれた飛鳥が、北の大和川にむけてゆるやかに傾斜して、幾筋もの川谷が南へ昇っている。
 金剛山地沿いに流れるのが葛城川で、川沿いに京城氏が栄え上流には今の御所市がある。その東に曾我川があり幅のせまい小さな川になっている。飛鳥の中心を流れる飛鳥川は有名な甘樫丘を巻くようにして走っている。上流に流れこむ冬野川の川岸には石舞台がある。その東が寺川さらに東が初瀬川である。

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 これらの川の川谷にひらかれた飛鳥で、耳成山と畝傍山と香具山の大和三山へ飛鳥川をなかにして扇形と散っている。扇の要にあたるところが甘樫丘である。丘のすぐ東方には蘇我馬子が築いた法興寺跡であった飛鳥寺がある。このあたりから南にかけて、美神原がひろがっている。川谷でいちばん大きいのが、葛城川の西に伸びる葛城の地である。
 山に囲まれ充分に水に恵まれた飛鳥はの土地は、峠を越えれば吉野という桜の奇麗な聖地へ隣接している。

Isibutai_012

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