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2010年9月 1日 (水)

安宅船

Ataka1

今月からの新しい仕事は歴史物です。自分のルーツである鉄と水と火をあつかう血統の、蹈鞴場に関わるものたち。

「安宅船(あたけぶね)」室町時代の後期から江戸時代初期にかけて日本で広く用いられた軍船の種別である。巨体で重厚な武装を施しているため速度は出ないが、戦闘時には数十人の漕ぎ手によって推進されることから小回りがきき、またその巨体には数十人から百数十人の戦闘員が乗り組むことができた。室町時代後期以降の日本の水軍の艦船には、安宅船のほか、小型で快速の関船と関船をさらに軽快にした小早があり、安宅船がその中核を成した。近代艦種でいえば、安宅船が戦艦に相当し、関船が巡洋艦、小早は駆逐艦に例えられる。
http://hello.ap.teacup.com/applet/koinu/20100819/archive

Ataka3

タタラは我が国で古くからおこなわれてきた製鉄技術をいうのですが、その中心は良質な砂鉄が豊富に採れた奥出雲地方でした。奥出雲というところは、とってもミステリアスなところで、まず思い浮かぶのは、ヤマタノオロチ伝説です。スサノオノミコトが恐ろしい大蛇を退治する話ですが、この大蛇はどうもタタラを暗示しているようです。

「大蛇の八つの頭の目は、ほおづきの如く、腹はいつも血でただれている」というのは、点在するたたら製鉄所の炎が赤い目で、血でただれている腹は融けた鉄をさしている。
「背には杉、檜、苔が生い茂り」は、大量の木炭を得る山。そして「八つの尾」は、砂鉄を洗う川で、現在の斐伊(ひい)川の上流支流を表現したものと思われます。
「大蛇の尾を裂くと、アメノムラクモの剣、つまり草薙の剣が出てきた」のは、タタラ製鉄でできた鉄から剣を作ったことを示唆しています。

採鉱冶金業者・炭焼業者の尊崇する神
http://hello.ap.teacup.com/applet/koinu/20100814/archive

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羽衣ストーブ館

  • 静岡新聞 2001年5月22日記事
    フランスを中心としてヨーロッパで製造されたアンティークストーブ100点以上はひとりの日本人個人によって南仏を中心に長期コレクションされたものであります。 ◆南仏より海を渡ってやってきたアンティークストーブ100台たちは清水港へ上陸して、東海大学社会教育センターに移築した江戸時代に作られた曲り屋の屋敷のなかに展示された。 ◆鋳物ストーブ100台たちは、その後も数奇な運命をたどることになる。
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    タロットアルカナの22枚には、世界の変化を表すことが記されています。カードの意味を知るには、図案のもつ表のイメージから解放されることが大切です。

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