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2010年12月29日 (水)

Sesam,oeffne dich!(ゴマよ、開け!)

「アリババと40人の盗賊」の話が伝えられたペルシャ中近東地域では、ごまは油を搾るための重要な作物として貴重な財源=宝物でした。ごまは成熟後乾燥させると、種子の詰まったさやが割れ、中の種がはじき出ます。
アラビア語では「イフタフ(開け、動詞の命令形)、ヤー(感じ呼びかけ)シムシム(胡麻)」といいます。「イフタフ ヤー・シムシム」の呪文は「ぎっしり詰った大切な宝よ、早く出てこい!」という願いが込められているのでしょう。

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◆「ごま」とは、胡麻ではなく「護摩」という説。
護摩とは梵語のhomaが語源で、日本では祈祷師が気合いを入れて、念ずるのを「護摩を切る」とか、護摩木を燃やして祈祷をするのを、「護摩を焚く」という。
千夜一夜物語を翻訳した人も、密教で古くから行われていた祭祀法の中から、護摩壇を設け、護摩木を焚いて息災・増益などを本尊に祈る形が洞窟の岩の扉を開ける呪文と二重写しになったのではないでしょうか。 梵語(古代インド語)のhomaとは、火祭(かさい)、火法(かほう)の意。
火中に供物を投じて供養すること。古代インドのバラモンの修行法で、煩悩(欲望)を焼き尽くすという意味があったようです。
後に密教に取り入れられ、仏教に混入して呪術的・神秘主義的要素を 取り入れ、インドの仏教を腐食、衰退させました。正月の飾りなどを火に投ずる行事が各地に有りますが、遠源は同じかも知れません。◆

護摩とは古代インド語のhomaが語源
http://koinu2005.seesaa.net/article/131285688.html

◆古代人が伝えたごまの効能
 古代エジプトで、ごま油をミイラの防腐剤として使っており抗酸化作用の働きがあることを当時の人はすでに知っていた。世界的な美女・クレオパトラは化粧品として使っていたともいわれている。中国や日本では「仙人の食物」とか、「不老長寿の妙薬・秘薬」といわれ万病を防ぎ、生命力を高める食品として貴ばれていた。また漢方薬にも組み入れられ「白髪を防ぎ、母乳の欠乏を補い、強壮補精、解毒などの作用があり、さらに寝汗を止め、便秘を防ぐ」などの薬効が認められてる。また「ごまの花はいぼとりの妙薬」ともいわれ、花をもんでその汁をつけるといぼがとれると伝えられている。現代では科学的にごまのすばらしい栄養成分が、世界的に注目されるようになり、国連のWHO(世界保健機関)、FAO(食糧農業機関)でも、人類の健康増進のためごまをもっと食生活に取り入れるよう勧告してる。http://www.asyura2.com/goma.htm

◆芝麻開門
いずれにしても「Open Sesame!」「開けごま!」と
大きな声を出して胡麻を食べると心開かれ、元気になって開運されるでせう。
あなたの新しい年にも幸あれ!!

Sesam,oeffne dich! 

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