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2011年6月18日 (土)

「遺作と思って全力尽くす」美術家 横尾忠則さん(74)

 三島由紀夫や高倉健ら時代を象徴する人物、寺山修司や唐十郎の劇団のポスターを手がけ、戦後の熱気に刺激的な彩りを与えた。

 「モダニズムの時代に、土着的な作品をあえてぶつけた。批判もあったが、理屈じゃなく楽しかった」

 他人の評価より充足感を求めてきた。受章の一報にも「伝統芸能などの人がもらうと思った。想定や期待をしておらず、感動よりも驚いた」と本音を語る。

 デザインの原点は幼児期にある。呉服商の実家では着物の反物についたラベルや、メンコ、絵本などに描かれた「大衆的で前近代的な図像」に囲まれて育った。それらをひたすら模写し、「知らず知らずに技術を習得した」。

Osen

 ニューヨーク近代美術館の世界のポスター展で1960年代の代表作に「腰巻お仙」が選ばれるなど活躍したが、81年に突然の「画家宣言」。きっかけはピカソ展を鑑賞したことだ。ポスター制作にはクライアントの条件があったが、ピカソの絵から自由を感じた。「『このままではダメだ』と目覚め、迷いなく絵に転向した」

 街中のY字路を描く連作に取り組むなど作風が広がり、美術館では人前で公開制作を行う。「客の『書き続けて』という視線にさらされて集中度とスピードが上がり、絵のスタイルに変化が出る」。

 伝達式のある27日に75歳の誕生日を迎えるが、探求心は旺盛だ。「一つ一つの作品を遺作と考え、全力を尽くす」

春の叙勲の受章者
http://www.47news.jp/news/2011/06/post_20110618050302.html

横尾忠則さんが、横尾忠則さんを解説するって?
http://www.1101.com/yokoo/2002-08-10.html

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