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2011年6月25日 (土)

渋谷PARCO劇場で舞台「幽霊たち」が公演中

 現代アメリカを代表する作家のひとりであるポール・オースター。
 前衛的でありながら、同時に軽妙、洒脱、洗練された文学といわれるオースターの作品には、常に「自己とは何か」というアイデンティティや生きる意味を探すことが重要なテーマとなっています。そのポール・オースターの初期作品のひとつである「幽霊たち」をモチーフに、小説を演劇化。

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私立探偵のブルーは、ホワイトという名の依頼主から、ブラックという名の男を監視するよう頼まれる。しかし、ブラックは何の変化も起きない日々を淡々と過ごすだけ。ブルーはやがて不安にかられるようになる……。

キャストには佐々木蔵之介、奥田瑛二、市川実日子といった面々を迎え、オースターが生み出した、ミステリアスでスタイリッシュな世界観に挑む。

白井晃の演出で「個人と世界のかかわりを常に問いただしている」
台本はなく、稽古の中で演出と出演者が話し合いながら細部を作り上げた。
「毎日発見があって楽しい。表現を一緒に作る喜び。蔵之介君は大変だったと思うけど、こういう面倒くさい作り手と一緒にやることに意味がある」と白井。「テキストはあるけど、蔵之介君の体を通して発せられる言葉にしてほしい」と要望する。
佐々木は「初めての経験。この小説を肉体として立ち上げるには何が必要なのか、どんな言葉が必要なのかを考えながら作った」と語る。「白井さんは作品にもスタッフにも真摯に向き合うので信用できる」

公演日程 2011年6月14日(火)~7月3日(日)
原作 ポール・オースター
翻訳 柴田元幸
構成・演出 白井晃
出演 佐々木蔵之介 市川実日子
有川マコト 細見大輔 斉藤悠 原金太郎 奥田瑛二

7月5日=長野県須坂市▽8日=広島市▽14日=福岡市▽16~18日=大阪・森ノ宮ピロティホールでも公演予定

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