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2011年7月 1日 (金)

世界に伝わる指輪の物語

財産と権力、さらには不幸をもたらす「ニーベルンゲンの指輪」。神の英知により、すべての生き物との会話を可能とする「ソロモンの指輪」。そして、すべてを統べ、すべてを見つけ、すべてを捕らえて闇の中につなぎとめる力を持つ、『指輪物語』の「ひとつの指輪」……。
古今東西のさまざまな「指輪」と、その指輪にまつわるエピソードを軽快な文章と美しいイラストで紹介する一冊。

Ringe 

《本書の内容》

第一章 神話・伝説の指輪
「ニーベルンゲンの指輪」の原形/ソロモンの指輪/ラーマの指輪
シャクンタラー姫の指輪/王妃グウィネヴィアの指輪

第二章 名著・名作の指輪
指輪物語/デカメロン/プラトン「国家」より ギュゲスの指輪/ヘロドトス「歴史」より ポリュクラテスの指輪

第三章 昔話と童話の指輪
◎むかし話
アイスランド「大ガラス」/デンマーク「小さい野鴨」/ペローの昔話集「ろばの皮」
◎グリムの童話と伝説集から
「白い蛇」/「千匹皮」/「七羽のカラス」/「女の砂州」

第四章 ヨーロッパと民話の指輪
フランス・コルシカ島の民話「王女の指輪」/フランス・ガスコーニュ地方の民話「黄金の指輪」/フランス・バスクの民話「美女と蛇」/イギリスの民話「魚と指輪」/イタリア・ペンタメローネより「雄鶏の石」「三つの王冠」/イタリアの民話「三つの指輪」/イディッシュの民話「魔法の魚と願い事のかなう指輪」

第五章 アジアの民話の指輪
アラブの民話「ジンの王様の指輪」/インド・パンジャブの民話「わざわいの指輪」/ブータンの民話「ダワ・サンポと魔法の指輪」/タイの民話「マノーラ姫」/スラウェシの民話「ひとりっ子のおとぎ話」/朝鮮の民話「山と川」/少数民族ナナイの民話「メルゲンとその友達」/日本の民話「犬と猫と民話」

第六章 指輪の起源とさまざまな用途
指輪の起源/指の意味/印章指輪・大王の指輪/日時計の指輪/毒の指輪/死と指輪/日本の指輪/結婚指輪/クラダリング

★指輪は「輪」ですよね。古代から円形や球形は、特別な意味を持つもの。循環であり、永遠で終わりが無い形。完全も表しますよね。太陽や月をはじめ、星々の運行も円形。宇宙とも通じます。その基本の円形に、神々の姿や魔術的な図形、力を持つとされる石や材質などを使って、より神秘的な力を持つ指輪を作り上げていったわけです。

この本の著者である葛城稜さんが、大きな疑問として提示されているのが、日本に指輪文化が定着しなかったことです。今では当然のように指輪を填めている日本人ですが、縄文時代の石や骨でできた指輪は発見されたものの、奈良時代あたりから装飾品自体を見なくなるそうで。印章としての指輪も定着しないまま、依然として契約ごとには判子が使用されてますよね。不思議です。
Negative Heart http://blogs.dion.ne.jp/122/archives/6000205.html より

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