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2011年8月23日 (火)

借りくらしのアリエッティ 種田陽平展

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小人の視点から「借りくらしのアリエッティ」の舞台設定を美術館へ再現している。

感動と驚きの世界があふれている素晴らしい展示。

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映画美術監督 種田陽平
「実在の空間に迷い込み、アトモスフィアに浸ってもらいたい」

映画美術の仕事のおもしろさは「世界観づくり」と「セットづくり」だと思う。
『借りぐらしのアリエッティ』はその「世界観づくり」においてリアリステックであると同時にファンタステックだ。
そのアリエッティの世界を「三次元に、つまり現実のセットにつくりあげて展示したい」というお話を鈴木敏夫さんから頂いたとき、僕の仕事は、アニメーション映画の美術と実写映画の美術の融合だ、と理解した。

アニメーション映画でも実写映画でも、美術のつくった世界はあくまでもスクリーン上で登場人物たちとともにあり、
お客さんに「観られること」で完結する。
しかし、今回の展覧会では、スタジオジブリが創造した世界をスクリーンから引き出し、実写美術の技術で建ち上げる。
美術館を訪れた人に、実在の空間に迷い込み、に浸ってもらうことができる。ディテールに触れ、バーチャルな世界ではなく実在する空間を楽しんでもらうことができる。スリリングな展覧会になるぞ、と思った。

アニメーション映画と実写映画の美術、すなわち「映画のための美術」というテーマのもと、種田陽平展のパートでは、
僕が関わってきた様々な実写映画の美術の仕事を展示させて頂くことになった。
お客さまに「映画美術の世界」を楽しんで頂く機会を得たことは、映画美術の仕事をする者として、大変光栄なことだと思っております。

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借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展
http://www.ntv.co.jp/karigurashi/

兵庫県立美術館 7月23日(土)~9月25日(日)
http://www.artm.pref.hyogo.jp/

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