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2012年9月30日 (日)

朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり

あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり

【朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり】

〔論語里仁〕
人としての道を悟ることができれば,すぐに死んでも悔いはない。

「ある朝、物事の道理が掴めたとしたら、
その日の夕方にはもう死んでしまっても本望だよ」

2012年9月29日 (土)

SIGHT 53号「選挙で原発を止める」

今回の特集のコピーが「選挙で原発を止める」だと言うと、多くの人に、「それはいいけど、どの党に投票すればいいわけ?と聞かれた。そしてて、「結局どの党に投票しても止まらないんじゃない?」とも言われた。

面倒くさい?手間がかかる?本当にそうだと思う。でも、その面倒さから逃げていると、どういうことになるか、我々日本人は福島第一原発事故で学んだ。民主主義は手間がかかるし、とても面倒なのだ。
原発ゼロに対して本気の政党がなければ、本気にさせなければならないし、政策がプレたら修正させなくてはならない。

現在、日本はほぼ臆発ゼロの国である。それでも大きな問題はなく、電力は供給されている。
本当に日本はすごい国だと思う。極端なことを言ってしまえば、2030年代とか言ってないで、このまま大飯原発を止めてしまえば、日本はいきなり原発ゼロになる。それは可能だと今の日本の現実が証明している。

選挙という民主主義の基本システムをどう使うのか。それを今の日本は原発をテーマに学んでいる。きっと権力側の読みとしては、いずれ有権者は忘れ原発問題は風化していくだろうと思っていたはずだ。しかし、そうはならなかった。それほどこのテーマは根深いのである。              

(渋谷陽一)SIGHT 53号
http://ro69.jp/

2012年9月28日 (金)

SIGHT 53号/2012年秋号/ROCKIN'ON JAPAN11月増刊号

これで6冊目となる、原発問題をテーマとしたSIGHT。今号では「選挙で原発を止める」をテーマに、各分野のエキスパートとさまざまな方向から考える特集。

Sight53

大飯原発の即停止を訴える大阪府市エネルギー戦略会議の古賀茂明氏、脱原発を掲げて山口県知事選を戦った飯田哲也氏、国会事故調のメンバーとして半年間調査活動を行った田中三彦氏。そして「脱原発には、日本の統治構造を変えなければならない」と提言する田中秀征氏、「1970年代に作られた原発はすべて廃炉にするべき」と訴える井野博満氏、「原発立地地域の選挙では脱原発派が勝ったことはない」という現地のリアルを伝える開沼博氏、「『脱原発』は今最も効果の大きい経済政策である」という観点から語る小野善康氏、全7本のロング・インタヴュー。

http://ro69.jp/product/magazine/detail/69588

2012年9月27日 (木)

反射

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2012年9月26日 (水)

身も心も留まる選択と、別の道程も用意されている。

鉄は使わないと錆びる。

よどんだ水は濁る。

寒さには凍結する。

同じように活動の停止は、精神の活力を喪失させる。

(レオナルド・ダ・ビンチ)

ピラミッド×ピラミッド

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2012年9月25日 (火)

古事記1300年〈ニュースの本棚〉

■面白くて深い謎かけテキスト 鎌田東二・京都大学こころの未来研究センター教授(宗教哲学)
本年は『古事記』編纂(へんさん)1300年、『方丈記』著述800年、法然没後800年、親鸞没後750年という節目の年に当たり、日本の宗教や文化の総括と未来につなぐ力と知恵が問われている年だ。

 日本「古典」として第一に挙げられる古事記は、本居宣長の『古事記伝』以来、実に多様な研究書が刊行されてきた。ここで改めて取り上げてみたい研究書は、まず益田勝美『火山列島の思想』。この本を手にした学生の時、ワクワクした。「火山列島」のこの国にどのような「思想」が展開していったのか。「原始の日本人の呪術的想
像力」を、古事記の創世神話や出雲神話や英雄伝説の内側に潜行して、その「呪術的想像力」のイメージと論理をたぐりよせるカワザに目を燈った。

 火山の国の神々
とりわけ、本のメーンタイトルともなった論考は、「日本的固有神の性格」という副題で、「オオナモチ」と呼ばれた「大国主神」を、「大穴持の神として、この火山列島の各処に、時を異にして出現するであろう神々の共有名」で「火山の国に固有の神」と見てとるが、「3・11」後の日本社会の中での古事記や日本の神
の問題を考える際、避けて通ることのできない視点であろう。

 続いて上山春平『神々の体系』。古事記の「神統語」がシンメトリック(対称的)な構成を持っていることを鮮やかに切り取って見せた。神代の物語の中で、前半の国生み神話が「自然形成のロジック」を、後半の高天原・出雲神話や天孫降臨神話や日
向神話が「社会(国家)形成のロジック」を展開し、後者において重要なはたらきをするキーマンとして藤原鎌足・不比等の親子の存在と役割を翻り出した。

 山上伊豆母『日本贅能の起源』(大和書房・2940円)は、古事記の「フルコト」(古詞・古事)が「王権の口爾秘伝」として「近習の楽家多氏」などに継承されていく芸能史的展開をとげたことをスリリングに描き出した。

古事記研究については、文学・歴史学・比較神話学・宗教学・民俗学・深層心理学など様々な学問的切り口や方法論があったが、古事記を一個のコスモスとして、固有のテキスト解釈に徹しっつ内部論理と世界像に迫ったのが、西郷倍綱『古事記の世界』(岩波新書・品切れ)と、それを批判的に内部突破した神酔熟際光『古事記の世界観』(吉川弘文館・1785円)である。後者は、前者の高天原-あしはらのなかつくによもっくに葦原中国-黄泉国という垂直的三層構造の世界像を徹底批判し、アメークニの二元世界において、「葦原中国を中心とした世界像」を「天下」として捉え、それを治める「天皇」の物語に帰結していく古事記という作品の「世界観」に照準する。

 誰がまとめたか
 多様な作品論的研究に対し、徹底して成立史的研究に的を絞ったのが、大和岩雄『新版 古事記成立考』である。ここでは、稗田阿礼の実在も大安麻呂の撰述も疑問に付され、否定される。そして浮かび上がってきたのが太安万侶の曽孫の多人長で、われわれが知る「現」古事記は、「原」古事記を元に多人長が平安時代初期に著したと結論づけ、これまでの古事記研究の前提そのものを含めて批判の対象とした。
 要約すれば、古事記というテキストの内容をどう捉えるかという問題系と、それがいつ、誰によって、なぜまとめられたのかという問題系の解明に分かれつつ、しかしその両者が関係し合う。古事記は実に面白くて深い、謎かけテキストである。
 ◇かまた・とうじ 51年生まれ。10月に『古事記ワンダーランド』(角川選書)を刊行予定。

【朝日新聞】2012年09月23日(日)

2012年9月24日 (月)

『古事記とは何か』 稗田阿礼はかく語りき (集英社文庫) 長部 日出雄

日本最古の歴史書と言われる古事記。そこには1300年にわたって日本人に受け継がれてきた叡智の結晶が詰まっていた!  天照大御神や須佐之男命といった、誰もが一度は耳にしたことのある神話や伝説はどのようにして生まれたのか。古事記の成り立ちと魅力を、物語形式でやさしく解説する究極の一冊。 (「BOOK」データベース)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4087468771-1.html

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『古事記』と『ギリシャ神話』は似ている。大きなストーリーをした体系的な神話。天地創造や死の起源とテーマごとに語られていた。口承に合っているからだ。筋のある神話は文芸作品である。ホメロスはともかく、ヘシオドスやアポロドロス、オウィディウスといった人は知識人だった。民間神話を採集してアレンジされた。
日本神話も同じ二次的な編纂された物語となっている。

ムスヒ――天地初発、イザナキ・イザナミ――国生み、アマテラス・スサノオ――世界の分治、オオクニヌシ――王の誕生、タケミカズチ――地上世界の平定・国譲り、ホノニニギ――天孫降臨、ヒコホホデミ――地上の支配、カムヤマトイワレビコ――初代天皇
以上『古事記』にあるテーマ8つの神話パートへ含まれた叡智の結晶とは?

2012年9月23日 (日)

『口語訳古事記 完全版』三浦佑之・文藝春秋

日本人であるのなら日本の神話くらいはを知っておきたい。
しかし『古事記』の原文は読みにくい。変体漢文という書き方で、基本的に漢文だけど日本独自の固有名詞は、万葉仮名のような当て字を使われている。現代語訳にされないと、多くの日本人は古代の伝承から遠ざかってしまう。
著者によれば本書の特徴は『古事記』を古代の語り部が話す「語り」という形式で訳していること。
「語り部の古老の口を借りて神話や伝承を再現しようと試みたのは、私が古事記の背後には古代の語りが抱え込まれているとみなしているからである。」
「語り」なのは『古事記』の成立が、七世紀頃に古代の伝承となっていた数々の物語を稗田阿礼に暗誦させて太安万侶が文字として書き起こして天皇に献上していたことによる。

太安万侶が書いた『古事記』を現代に起こすのではなく、その向こう側にある「稗田阿礼が語ったであろう昔語りを復活させるのが本書の狙いである。

P1140622

●本書は分冊で文庫にもなっている。
→『口語訳 古事記―神代篇 (文春文庫)』
→『口語訳 古事記―人代篇 (文春文庫)』
→『古事記講義(文春文庫)』

2012年9月22日 (土)

ナゾ解き 古事記 ~神と人との1300年

大阪ローカルで大好評だった番組「ナゾ解き 古事記 ~神と人との1300年~ が全国放送。 出雲、奈良をめぐって探る古事記誕生の謎。日本書紀との記述の違いに読み解く古事記の立場とは。出雲神話、ヤマトタケル、知られざる皇子の悲劇…物語に踏み込んで書く古事記は、娯楽性あふれる歴史書だった。
BS朝日9月23日(日)16時より
☆神話と昔話-三浦佑之-
http://homepage1.nifty.com/miuras-tiger/

古事記と日本書紀とで出雲神話の扱いがこれほど大きく違う原因や理由を正面から論じる研究はなされてこなかった。しかも、放置するだけならまだしも、「記紀」神話という呼称を用いて古事記と日本書紀とを合体させ、両者を抱き合わせるかたちで神話を論じてしまったために、出雲神話は古事記にしか存在しないという当然すぎる事実が消されてしまったのである。 三浦佑之『古事記』編纂1300年に
http://hon.bunshun.jp/articles/-/914

2012年9月21日 (金)

「私の選ぶ国書刊行会の本」

幻想文学。怪奇小説、SF、妖怪画集・・・たまらないラインナップをそろえた国書刊行会が創業40周年を迎え、美術書や海外文学等々200余点を取り揃えフェアを全国約70書店で開催。
各界の著名人が選んだ「私の選ぶ国書刊行会の3冊」という小冊子も配布中。
http://blog.kokusho40th.info/

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価格もデラックスな本が多いが、業績は東日本大震災の後もほとんど変わらないという。「そっけない装丁だと、国書らしくないといわれる。部数が少ないので凝ることができるのですが、それだけに、読者の期待を裏切りたくない」編集者もそういう出版社を愛している。「企画は私が面白いと思えば通る。あとは編集者に任せて意見を出し合ったりしない」。それが国書刊行会らしさを継続させる秘密なのかもしれない。

国書刊行会40周年記念小冊子 私が選ぶ国書刊行会の3冊
http://imaginarybeings.com/wordpress/?p=1417

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2012年9月20日 (木)

「植物はすごい - 生き残りをかけたしくみと工夫」 田中 修(中公新書)

身近な植物にも不思議がいっぱい。アジサイやキョウチクトウ、アサガオなど毒をもつ意外な植物たち、長い年月をかけて巨木を枯らすシメコロシノキ、かさぶたをつくって身を守るバナナ、根も葉もないネナシカズラなど、植物のもつさまざまなパワーを紹介。動物たちには真似できない植物のすごさを、「渋みと辛みでからだを守る」「食べられる植物も毒をもつ」「なぜ、花々は美しく装うのか」などのテーマで、やさしく解説。(「BOOK」データベースより)

【この惑星で『悩む力』を試練する】ヒント植物篇
・キャベツは4ヶ月の間に24万倍に成長する。
・多くの植物は食べられないようにするために苦味を備えている。
・しょうがの辛味のジンゲロールは皮のすぐ裏にあり、虫がかじるとすぐ辛味にあたる。
・柿のタンニンはアセトアルデヒドによって不溶性になると渋く感じなくなる。
・多くの植物は傷つけられたときに抗菌のために傷口に液を出したり液で固めて黒くしたりする。
・イチジクやパイナップルやキウイはたんぱく質を溶かす物質を持つことで虫に抵抗する。
・ヒノキの香りのヒノキチオールは抗菌・殺菌作用がある。
・柏餅や桜餅、柿の葉寿司、笹や竹の葉っぱは、防虫・防腐効果があるので食物用に使われた。
・紫外線は植物達にとっても大敵なのでビタミンCやEやアントシアニンやカロテンを生成して身を守る。
・寒冷地の植物は葉っぱが凍らないようにするために糖分を多く蓄えるので、寒さを耐えた野菜は糖度が増している。
「植物はすごい - 生き残りをかけたしくみと工夫」 (新書 -2012/7/24) より

2012年9月19日 (水)

続・悩む力 (集英社新書) 姜尚中

☆前作「悩む力」と同じく、直接語りかけてくる平易かつ優しい文体で「現代の幸福」を問う。100年後でも強い共感を抱く夏目漱石の悩みネタ。「お金」「愛」「家族」「自我の突出」「世界への絶望」を掲げる。これは「不偏な生きる意味」を示すものだろうか。
大地、海、太陽、地球を、畏敬の念を忘れて癒しを求めても、それらの生命力と人間のそれとは無関係となる。人との関係でしか生きることは意味をなさない。そして礼節に世界の要素を想えば【近親者同盟】として植物や鉱物が存在しているのではないだろうか。植物や鉱物に学び取ることが、人の進化(発展行為)の関門のひとつになっているような気もする。

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続・悩む力 <目次>
【序 章】「幸福論」の終わり
「非常事態」を生きる/お金、愛情、健康、老後/幸福の合格基準/「平凡な幸せ」が「特権」に

【第一章】 漱石とウェーバーに何を学ぶか
先駆者たち/ 平成のお延代助/「精神のない専門人」と「心情のない享楽人」/神も仏もねえべ/「貴族の幸せ」と「自由競争の幸せ」/貧しき者は幸いなるかな/もうアヘンはきかない

【第二章】 どうしてこんなに孤独なのか
すべて自意識の悲劇/「一等国」イギリスの不幸/自由の「淋しみ」/ウィリアム・ジェイムズ/ヴィクトール・フランクル/「悩む人」は現象学的?/門の下に立ち竦む

【第三章】 五つの「悩みのタネ」とは何か
夢も希望もない?/ 模範となるべき者は一人もなし/「お金」―悩みのタネ(1)/「愛」―悩みのタネ(2)/「家族」―悩みのタネ(3)/「自我の突出」―悩みのタネ(4)/「世界への絶望」―悩みのタネ(5)

【第四章】 漱石の予言は当たったか
逸脱資本主義/匿名の群衆/直接アクセス型社会/公共領域の消失/柔らかい全体主義

【第五章】 ホンモノはどこにあるか
ベスト・ワンではなくオンリー・ワン/「自己啓発」の文化/一九〇〇年のホンモノ探し/一九六八年のホンモノ探し/二〇一二年のホンモノ探し/己を忘るるべし

【第六章】 私たちはやり直せるか
敗戦のときより憂鬱/すこしも役には立ちませんてな/心やさしい科学の子/それぞれの二度生まれ/鳶色の空気の奥にも

【第七章】 神は妄想であるか
人生なんて無意味か?/信じられるものを求めて/無宗教&無党派/神は妄想であるか?/帰る家がない! /個人的な共鳴/「まじめ」に共鳴する

【第八章】 生きる根拠を見出せるか
運命は受け入れよ、人為は乗り越えよ/三つのおかしな商品/「予言者」シューマッハー/小さいものは美しい/人間の「生き作り」/吾輩は過去である/かけがえのないあなた

【終 章】 それが最後の一日でも、幸せは必ず掴み取れる
人間の三つの価値/イワン・イリイチの死/「何をやるか」より「どうやるか」/愛は丸ごと受け入れよ/人生が投げかける「問い」に応える/病気は継続中である/巨人たちの背中を見よ

(新書 - 2012/6/15)

2012年9月18日 (火)

『諸刃の燕』 多田容子

「勝とうとすれば、気が散るぞ。そんな暇があれば、相手など斬れるわい」。
魔剣・不知火落としを操る九堂に対峙した隼四郎の胸裏に声が鳴る。
流れ者の剣客に育てられ、十六歳で実父と対面した兵法者は、書物学問奉行の跡取りとして「滅私奉公ごっこ」を始める。しかし、やがて領民を置き去りにした藩政にもの申し、驚くべき行動へ。大人たちの野心と陰謀に敢然と挑み続けた天才剣士を描く。 (「BOOK」データベースより)

『諸刃の燕』第一章 邪剣・足払い 【試し読み】
http://books.shueisha.co.jp/tameshiyomi/978-4-08-746878-6.html

Morohano

自在な変転を旨とし、「切らず、(命を)とらず、勝たず、負けざる」剣と称した。力任せの先制攻撃や、勝ちへの執着は、むしろ身の危険を招くと考える。そうしたものから離れた、平静な心と繊細な身体感覚、鋭い状況把握術によって、変化、流転し、いかなるときも無事を保つ。大自然のごとく、とらわれのない自由な心身を求めるのが、新陰流といえるだろう。この教えは、現代でも様々な場面で、仕事の仕方や対人関係などに応用できるはずだ。 (多田容子『新陰流 サムライ仕事術』 より)

多田容子 OFFICIAL SITE 時代小説作家・古武術応用研究家
http://homepage2.nifty.com/tada-yoko/
'99年「双眼」(講談社)でデビュー。時代小説のほか「自分を生かす古武術の心得」「新陰流サムライ仕事術」「武術の創造力」(甲野善紀共著)等。柳生新陰流や手裏剣術を学ぶ。 http://yokotada.com/
「侍サロン」「エニアグラム(心理学)お話の会」などを主宰。
http://bugeibunka.web.fc2.com/profile/profile.html

2012年9月17日 (月)

シルバー川柳傑作選

高齢者が生活や社会に対する本音を綴った「川柳」。若い者には出せない渋い味わいと笑い。込められた小さな毒。全国有料老人ホーム協会に寄せられた過去の傑作。

●お迎えはどこから来るのと孫が聞く

●孫たちにアドレス聞かれ番地言う

●不出来な子ふるさと捨てず親を看る

●離れ住む子らに病む日も無事と書き

社団法人 全国有料老人ホーム協会の公式サイト
http://www.oasisnavi.com/roujin_home/?ad=go
http://news.mynavi.jp/photo/news/2012/09/14/139/images/001l.jpg

盗作川柳「湯加減をしょっちゅう聞くなわしゃ無事だ」

第12回シルバー川柳入選作
「アイドルの 還暦を見て 老いを知る」(二瓶 博美/54歳/男性)」

2012年9月16日 (日)

迷信は自分自身

迷信に負けるっていうのは、自分自身に負けることになるじゃないか…。
人間はみんな弱い部分があるから、その弱い部分に迷信が黒い触手をのばして、入りこんで、苦しめる。そんなときは、逆に蹴飛ばしてやればいい。
負けてしまうのは、迷信ではなく、自分の自信のなさに起因していることを知るべきだな。
(岡本太郎)

2012年9月14日 (金)

ジブリ小冊子『熱風』2012年9号が届く

「挿絵が僕らにくれたもの」展-通俗文化の源流-という特集。
記事が以下のように充実している小冊子。この内容で144頁をこえると非売品の機関紙とは思えない。元雑誌の編集者としても、取材構成や編集企画には眼を見張って拝見させていただいた。

高潔さや美を含む通俗性/≪シャロットの姫≫考/装飾芸術としての絵入り本-アンドルー・ラングとH・J・フォード/日本では水木サン以外にこういうことする人はいない/

連載/エンターテイメント進化論 映画を偏愛するテレビ屋/~蘇生と復活の軌跡~ ジャイアント馬場と「上を向いて歩こう」/講談速記本の発見 真面目の国の忍者たち/「ミレニアム」シリーズ/転形期のサブカルチャー私史/建築の素(藤森照信)私の試み

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小冊子『熱風』http://www.ghibli.jp/shuppan/np/

2012年9月12日 (水)

電子図書の行方

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アマゾンはアップルとどこまで闘えるか?
http://ro69.jp/blog/shibuya/72827

2012年9月10日 (月)

書物は「ありがたいもの」ではなくなって

活字の過剰供給と電子書籍化によってついに書物から”アウラ”が消滅!? 
------------------------------------------------------------
ここまで活字が過剰になり、書籍も過剰になると、書物そのものの性格が変わってしまうということです。ネットなどをつうじた活字の過剰によって、書物はもはや知の特権的な媒体ではなくなりました。また、書籍の過剰によって、書物は「ありがたいもの」ではまったくなくなり、逆に「場所をとるだけのもの」「処理に困るもの」になりつつあります。かつては、百科事典や文学全集を居間や書斎に並べることが教養をあらわすインテリアとして(たとえ実用していなくても)重宝された時代がありました。また、気に入った本の装丁をわざわざ自分で革製にかえる人や、「本だけは捨てられない」と巨大な書庫を自宅に設ける人もたくさんいました。書物は知の象徴として物神的な価値をもっていたのです。しかしいまではその物神性ははがれ落ち、邪魔なものとなり、書物もまた他の消費財と同じように大量生産・大量廃棄されるものになったのです。

書籍の価値が減りゆく理由
http://www.cyzo.com/i/2012/09/post_11391.html

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2012年9月 9日 (日)

あーよしよし 大きくなるのね

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2012年9月 8日 (土)

脳活性に『本は数冊を同時に読む』

違うジャンルの本を同時に読むと脳を活性化するらしい。
余程面白い本で無い限り、同じ本を長い時間続けて読むと集中力が途切れてしまう。
1冊の本を継続して読む時間を数分に区切り同時に数冊本を読む。何冊かの本を交互に読むほうがマンネリ化が防げ、新鮮な気持ちで本と向き合えるため集中力が持続する。
この「超並列」の方法で読むポイントは、全く違うジャンルの本を同時に読むことがいい。
「同じジャンルの本ばかりを読むと、脳をバランスよく鍛えられないから」であり、
「バランス感覚や多角的な視野を培う」ためでもあるという。

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読書はどこまでも「趣味」なので、読む読まないは個人の自由。余計な御世話というものだ。
世界に対する様々見方や生き方を読むのは、現実に担当している「今という主観的な重さ」に押し潰されて全体を見失わずに、社会地図を客観視点にする特別な個人試練の時間にもなりえる。しかしそれも余計な御世話というものだ。人の選択は様々であっていいというものだろう。

2012年9月 7日 (金)

和算

つるかめ算 倍数算 旅人算 通過算 時計算 仕事算 ニュートン算

流水算 差集算 相当算 延べ算 帰一算 過不足算 消去算

年齢算 植木算 和差算 差分算 平均算 分配算

http://yosshy.sansu.org/wazan/

2012年9月 6日 (木)

万物は数である

数と宇宙と調和の概念を捉え、関係を把握し応用する。Dscn2234

・ピタゴラスの定理
・ピタゴラス音階(ドレミファソラシドの原型。)

2012年9月 5日 (水)

一日三食は獣の食事

ローマ時代1日の食事は昼食と夕食の2回。
基本的には朝食はなかったらしい。

「一日に一度の食事は天使の生活、
 二度の食事は人間の生活、三度、四度、
 それ以上は動物の生活で人間の生活ではない」
 という中世ローマの諺があった。

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朝食「breakfast」は「断食を止める」という意味があった。
祝い事などを除き、通常生活での1日の食事のうち、
もっともボリュームのあった「正餐」は昼食だと文献にのこされている。

仏教の世界にも食事回数のことがの伝えられている。
「一日一食は聖者の食事。一日二食は人間の食事。一日三食は動物の食事」

2012年9月 4日 (火)

やなせたかし氏 日本人の正義とは困った人にパン差し出すこと

★自分はまったく傷つかないままで、正義を行うことは非常に難しい

★正しいことをする場合、必ず報いられるかというと、そんなことはなくて、逆に傷ついてしまうこともあるんです

★ぼくらも非常に弱い。強い人間じゃない。でも、なにかのときには、やっぱりやってしまう。ヒーローというのは、そういうものだと思います

★困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場が変わっても国が違っても「正しいこと」には変わりません。絶対的な正義なのです

http://matome.naver.jp/odai/2131475673692300601

http://matome.naver.jp

http://matome.naver.jp/pasteScript?id=2131475673692300601&p=1398e843f4117e0cc07d913cd&color=01"></script>

2012年9月 3日 (月)

『オイドル絵っせい 人生、90歳からおもしろい!』 やなせたかし/著

高知新聞で約10年間続いた連載「オイドル絵っせい」から選んだもので構成されている。

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やなせ先生は60歳を過ぎてからアンパンマンなどで脚光を浴びた。 人生の後半にこんな展開があるなんて自著でも書かれている。 若い頃よりも今の方が仕事が増えて遅咲きで良かったと。驚くほどしっかりしている先生の文章と、内容にぴったり自筆の絵がついている。93歳にして現役漫画家アンパンマンの作者による「長寿スイッチ」全開のエッセンス。

「図々しい奴」 新書版の奥付

Kappa

2012年9月 2日 (日)

KAPPA NOVELS 目録

Kappa1


Kappa2


Kappa3

昭和の人たちが欲しているものが、見えてくるリストであった。

2012年9月 1日 (土)

ヘミングウェイ『エデンの園』(The Garden of Eden)

1986年に遺作として出版されたヘミングウェイ最後の長編小説。
「人が必ず失わなければならない楽園の幸福」について思う時に開かれる本。
南仏カマルグ新婚旅行中の米国人作家の夫婦が若い美女に出会う物語。彼女が加わることによって奇妙な愛と不安がはじまる。そして不倫と同性愛の三角関係より、生きることへ倒錯してゆくのであった。

未完の原稿ということもあって『エデンの園』は最後まで読まないで、何度も途中から引き返してはページをめくる。バリ島やサイパンの南国などに滞在している時にも本書は同行されて、南仏生活していたヘミングウェイのことを想念するのだった。エデンの蛇の象徴されたものを夢想しては、未完の原稿より完成された小説を妄想で作り出しては、読み継ごうとして決して終わらせることのない読書。ウロボロスの尻尾を辿るように、在りえない想念にまみれて、果てしない時が横たわる空想する贅沢。これが許される数少ない長編小説は貴重な宝物である。今夏は開かれた神の戸にて。

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☆フェミニズムの視点から読む(当方とは60度づれな視点の読書)
http://archives.bukkyo-u.ac.jp/infolib/user_contents/repository_txt_pdfs/bungaku95/B095L073.pdf
これは上條淳士あたりが現代劇にしたら読みやすい内容かも。

ヘミングウェイもジェイムズ・ティプトリー・ジュニア(1915-1987)も人生に終止符を自ら討つように猟銃で自殺している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E6%AE%BA%E3%81%97%E3%81%9F%E6%9C%89%E5%90%8D%E4%BA%BA%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7


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羽衣ストーブ館

  • 静岡新聞 2001年5月22日記事
    フランスを中心としてヨーロッパで製造されたアンティークストーブ100点以上はひとりの日本人個人によって南仏を中心に長期コレクションされたものであります。 ◆南仏より海を渡ってやってきたアンティークストーブ100台たちは清水港へ上陸して、東海大学社会教育センターに移築した江戸時代に作られた曲り屋の屋敷のなかに展示された。 ◆鋳物ストーブ100台たちは、その後も数奇な運命をたどることになる。
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22カードの意味

  • _0 愚者
    タロットアルカナの22枚には、世界の変化を表すことが記されています。カードの意味を知るには、図案のもつ表のイメージから解放されることが大切です。

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ペンギンタロットの原画

  • 0の愚者から21の宇宙(世界)まででひとつの話が結ばれる
    兆しを理解して現実なるものを深くたのしく感知する訓練カードです。 タロットを機能させるには慣れ親しむことからはじまります。 まだ目には見えていない物事や潜在的な事柄を導き出す道具でもあります。 各アイコンをクリックすると、21のカードが観れます。