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2012年10月 8日 (月)

劇団民藝と宇野重吉一座

劇団民藝は1950年4月3日に創立。滝沢修、清水将夫、宇野重吉らによって旗あげされた。
第一回公演はチェーホフ作『かもめ』。翌51年の三好十郎作『炎の人-ヴァン・ゴッホの生涯-』で主演の滝沢は芸術祭賞、毎日芸術賞を受賞。『セールスマンの死』『アンネの日記』など、リアリズムを基調とする舞台づくりで戦後新劇界をリードする劇団となる。

1950年代末に宇野重吉が日本初のソビエト現代劇『イルクーツク物語』を演出、斬新な手法が芸術選奨受賞。ゴーリキー『どん底』、久保栄『火山灰地』二部作を上演してテアトロン賞受賞。

創作戯曲、海外戯曲をとわず大衆劇や実験劇も意欲的に上演、60年代は『オットーと呼ばれる日本人』(テアトロン賞)『泰山木の木の下で』(テアトロン賞)『夜明け前』二部作(テアトロン賞)ミラー『るつぼ』(芸術祭奨励賞)ベケット『ゴドーを待ちながら』(紀伊國屋演劇賞)など。

1970年に『桜の園』『三人姉妹』(毎日芸術賞、芸術祭優秀賞)『審判-神と人とのあいだ-』(紀伊國屋演劇賞)などを宇野重吉が演出。滝沢修も『炎の人』『セールスマンの死』(ゴールデンアロー賞、紀伊國屋演劇賞)の演出・主演。上演演目の幅を広げ、飯沢匡、山本茂実、加藤道夫、庄野英二、大橋喜一、吉原公一郎、松本清張、秋元松代、金芝河、山本周五郎、野上弥生子、矢代静一などの創作劇、 海外戯曲ではモーム、ロマン・ロラン、ドルーテン、ウェスカー、サルトル、シェイクスピア、カミュ、テネシー・ウィリアムズ、モルナール、ロルカ、ムロージェックなど多彩な作品群が並んだ。

1980年『わが魂は輝く水なり』(演出・主演の宇野は紀伊國屋演劇賞を受賞)と83年『エレジー』。黒井千次の『家族展覧会』、吉永仁郎『すててこてこてこ』、ブレヒト『第二次大戦のシュベイク』ゾラ『居酒屋』、岸田國士『驟雨』、内村直也『タナトロジー』、小山祐士『十二月』、武者小路実篤『息子の結婚』、山本有三『嬰児殺し』などを上演。
木下順二の『三年寝太郎』『おんにょろ盛衰記』で、宇野重吉一座は全国の町や村をまわった。

劇団民藝 http://www.gekidanmingei.co.jp/

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