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2012年10月 8日 (月)

大滝秀治さん「普通」が一番難しい」

http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2012100602000126.html

「芝居というものは、しみこむほど稽古をして、にじみ出せるようにする」。
亡くなった大滝秀治さんの芸への姿勢は、劇団の先輩、宇野重吉さんの教えでもあった。きびしい稽古ぶりをお聞きしたことがある
▼40余年前、東京裁判をテーマにした舞台劇「審判」でのこと。大滝さん演じる日本人弁護人は裁判の正当性に根源的な疑問を投げかける。その重要なせりふに、演出の宇野さんは連日、これでもかとダメ出しをした
▼「あまり興奮しないように」「正義の味方になってはいけない」「異議申し立てではない」「ごまめの歯ぎしりのように」「最後っ庇のように」。実に16通りもの注文がついた。びっしり書き込んだ台本を、大滝さんは大事にしていた。この大役で、遅咲きと言える花を咲かせる【朝日新聞】2012・10・7天声人語より

★究極の創作の辿りつく極点「普通」★「普通」が一番難しい。余分な力ありあまる時分には気がつけない極点。「普通」の配材は至る所に待ち構えているもので、視覚、味覚、色彩、旋律などの「華やか」ではなく普通を見極めるのが一番難しい。
宇野重吉さんの精神は、遥か遠くなく足元に配材されているという「究極」への試練。その深き「普通」の体現者でした。

『三まいのおふだ』(瀬田貞二・文 宇野重吉・語り)1年の学習・かがく読み物特集号学習教材
http://www.youtube.com/watch?v=45SWUWVSJ-o

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