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2013年10月21日 (月)

水木さんは初めから巨匠だった!

「根本に哲学があるつていうけどもね、哲学だけは面白くないから、多少ふざけないとね。
ただ、やりすぎてもいかんのだよね。」水木しげる先生の言葉。

Roketman

『ロケットマン』はデビュー作にして「水木しげる」後年の作品で使われる設定と、無茶苦茶に面白い展開する貸本漫画の水爆クラスな処女作。

夜空に現れた「第二の月」を調査する上津戸博士はロケットで出発する。しかし怒雷博士の陰謀でロケットは墜落させられ遺体を海に沈める。墜落前に宇宙で謎の生物と接触していた上津戸博士は「グラヤ」という怪物として復活。
怒雷博士のロボット「ネオドライ」と対決する。そして謎のヒーロー「ロケットマン」も参戦して怒雷博士を追いつめる。

水木先生の怒濤ギャグは、ロケットマンがドライ博士の前で、巨大怪獣グラヤに命令する。

「グラヤ この新しい私の部下のためにちょっと踊りを踊ってみておくれ」
「あいよ」
「みてみろ俺の命令通り踊り出すから」
「うむワルツでも始まるのかな」
「アラエッサッサ」スタコラサッサ
「まったく驚いたね グラヤがここまで自由に動くとは」

「どうだおまえもグラヤといっしょに踊ってみてくれないか」
「はい踊らせていただきます」「コリャノヤア」コラヤノヤー コラヤノヤー
「まったくへたくそな踊りだな」

大事件が解決へと向かう乗りは「秘密結社鷹の爪」のデラックスファイターみたいなロケットマン。大スペクタクルシーンが展開されて、コラヤノヤーで終わる水木ギャグは壮絶! ハリウッドの大掛かりな映画を想像して、笑いのスイツチが入って腹抱えてしまいました。

(^∇^)
水木しげる漫画大全集 1
『ロケットマン』『プラスチックマン』
『ベビーZシリーズ 第一話 水人間現れる!』
『火星人がやってきた』『アマゾンの奇妙なもの』『宇宙船の話』『原始世界の竜たち』
『特別収録 赤電話』

初めて描き下ろした幻のデビュー作を完全復刻!!
http://www.shogakukan-cr.jp/subarashikikana/column003/index.html

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