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2013年12月17日 (火)

「それからのブンとフン」

井上ひさし初の小説『ブンとフン』を戯曲化して、オリジナルの後日談を書きくわえた作品。ナンセンスコメディの傑作で、行き先を見失った現在の日本へ衝撃的なメッセージを投げかける。

[STORY]
売れない小説ばかりを書き貧乏をしている作家、大友憤(おおともふん)。ある日、世界で不可解な事件が次々と起きる。シマウマのシマが盗まれ、別のシマウマにそのシマが加わりタテヨコ十字模様のシマウマになったり、自由の女神が突然消えたり、奈良の大仏が消えたと思った瞬間、鎌倉の大仏の隣に移動した。前代未聞の犯罪の犯人が、四次元の大泥棒ブンの仕業だということがわかる。
作家フンが書いた売れない小説『ブン』の主人公。『ブンとは何者か。ブンとは時間を超え、空間を超え、神出鬼没、やること奇抜、なすこと抜群、なにひとつ不可能はなくすべてが可能、どのような願い事でもかなえる大泥棒である』。
突然、小説から抜けだしてしまったと、わかった途端、小説『ブン』は世界中でベストセラーになり飛ぶように売れ、その数だけの大泥棒ブンが出現し、世界は無法地帯になってしまう。そのうち大泥棒ブンは、形のあるものを盗むことに飽き、人間の見栄、虚栄心、記憶、歴史など形のないものを盗み始めてしまう。

警察は必死になってブンを捕まえようとするが、ブンは四次元の世界に住み、自由自在に姿を変幻させ、時間も空間も関係なしに動き回るので、なかなか捕まえることはできない。フンを取り巻き、警察から悪魔まで巻き込んだ大騒動は、偽ブンの出現から急展開を見せ、驚きの結末を迎えるのであった・・・。
【公演パンフ】より

2013秋公演のリハーサル
http://youtu.be/Si1k45VZbM0


劇作家 井上ひさしが1975年に
劇団テアトル・エコーに書き下ろした傑作戯曲「そ れからのブンとフン」熊倉一雄演出
http://www.geocities.jp/seppa06/1004/hisashi56.html

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