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2014年1月28日 (火)

ル・クレジオ 『隔離の島』

フランスからモーリシャスに向かう船に寄港地で不法に乗り込んできた二人の男が、到着の直前に天然痘を発症、一行は目的地近くの島に足止めされる。

40日にも及ぶ検疫隔離、薬品も食糧も不足し死が忍びよる極限状態を透明な文体で描く。冒頭から天才詩人ランボーが登場、 青い眼の強烈な耀きが、全篇に不思議な光彩を投げかける。

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ル・クレジオ,J.M.G.
1940年南仏ニース生まれ。1963年のデビュー作『調書』でルノドー賞を受賞。一躍時代の寵児となった。その後も話題作を次々に発表、インディオの文化・神話研究に挑むなど、文明の周縁に対する興味を深めてゆく。2008年、ノーベル文学賞受賞

ノーベル賞作家のル・クレジオさん、東大で講演 読者自身を変える小説の力http://www.sankeibiz.jp/smp/econome/news/140126/ecf1401261247003-s.htm

ル・クレジオ「作家は他人の記憾も再生し、想像力で補う」
http://koinu2005.seesaa.net/article/386963479.html

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羽衣ストーブ館

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    フランスを中心としてヨーロッパで製造されたアンティークストーブ100点以上はひとりの日本人個人によって南仏を中心に長期コレクションされたものであります。 ◆南仏より海を渡ってやってきたアンティークストーブ100台たちは清水港へ上陸して、東海大学社会教育センターに移築した江戸時代に作られた曲り屋の屋敷のなかに展示された。 ◆鋳物ストーブ100台たちは、その後も数奇な運命をたどることになる。
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22カードの意味

  • _0 愚者
    タロットアルカナの22枚には、世界の変化を表すことが記されています。カードの意味を知るには、図案のもつ表のイメージから解放されることが大切です。

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  • 0の愚者から21の宇宙(世界)まででひとつの話が結ばれる
    兆しを理解して現実なるものを深くたのしく感知する訓練カードです。 タロットを機能させるには慣れ親しむことからはじまります。 まだ目には見えていない物事や潜在的な事柄を導き出す道具でもあります。 各アイコンをクリックすると、21のカードが観れます。