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2014年1月 7日 (火)

ヒュー・ハウイー『ウール』

Kindle Bookレビューズ・ベスト・インディーズ・ブック・オブ2012受賞。

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世界が終末を迎えて、人類は地下144階建てのサイロで、限りある資源を再利用しながら暮らしていた。
カフェテリアのスクリーンに映る、荒涼とした外の世界。そこから出られるのはレンズを磨く【清掃】の時。だが出された者が、生きて戻ることはなかった。

サイロは地上に出ている1階から、地中に向かい階数が増す。上層階、中層階、下層階と、人々の仕事もルールに従って営まれていた。

地上は有毒なガスが覆い、人間が住めなくなってしまった。外に出る事はもちろんその願望を口にするのも禁忌とされ、破った者には【清掃】という刑罰が与えられる。

この地下世界サイロには、何か途方もない秘密がるのでは?
機械工から保安官へと任命された直後、陰謀にはめられたジュリエット。【清掃】の刑を科され、外に出た彼女が見たのは、思いもかけもしない世界の姿である。

彼女を慕うルーカスは、サイロの秘密核心へと迫るが、地下世界よりクーデターによる反乱が勃発した。
過去に汚染されてしまった中で、人間が生命をつないでいくために取った掟。この道を選ぶしかなかったのか?

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著者略歴
1975年アメリカ・ノースカロライナ生まれ。ヨットの船長を8年務めたあと、結婚を機に陸に上がり、小説の執筆を本格的に開始。

“Molly Fyde”シリーズで好評を博して『ウール』はアメリカとイギリスで大手出版社が出版権を、大手映画会社が映画化権を獲得。世界28カ国で発売が予定されている。

 

 

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