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2014年3月20日 (木)

ボルヘス『エル・アレフ』 (平凡社ライブラリー)

 ダンテに霊感を得たという表題作《エル・アレフ》
 かつて《私》はベアトリス・ビテルボという女性を愛していたのですが、彼女は病を得て若くして亡くなりました。毎年、彼女の命日に実家を訪れ、父親や従兄弟のカルロス・アルヘンティーノ・ダネリとしばらくおしゃべりをして帰っていたのですが、そんなある日、ダネリから電話があり、近々家を取り壊されることになった。
 実は自分の家の地下には《エル・アレフ》、つまり「地上のすべての場所、それもあらゆる角度から見た場所が混乱することなく存在している」小さな光り輝く球体があるのだが、家が取り壊されればそれもなくなってしまうと打ち明けられます。
 私はあわてて彼の家に駆けつけ、《エル・アレフ》を見せてもらうのですが、それは直径二、三センチメートルの球体で、「その中に宇宙空間(世界)がそのままの大きさですっぼり収まって」 いたのです。私はそれを見て衝撃を受けますが、建物が取り壊されるとともに《エル・アレフ》も消滅してしまいます。

Img582

「知性の本質は連続性の概念と分かちがたく結びついていると思われる」

「人の一生はどれほど複雑に入り組み、充実したものであっても、結局は一瞬から成るのではないか、その一瞬とは自分とは何者なのかを永遠に知るときのではないか、と思ったことがある」

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羽衣ストーブ館

  • 静岡新聞 2001年5月22日記事
    フランスを中心としてヨーロッパで製造されたアンティークストーブ100点以上はひとりの日本人個人によって南仏を中心に長期コレクションされたものであります。 ◆南仏より海を渡ってやってきたアンティークストーブ100台たちは清水港へ上陸して、東海大学社会教育センターに移築した江戸時代に作られた曲り屋の屋敷のなかに展示された。 ◆鋳物ストーブ100台たちは、その後も数奇な運命をたどることになる。
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    タロットアルカナの22枚には、世界の変化を表すことが記されています。カードの意味を知るには、図案のもつ表のイメージから解放されることが大切です。

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    兆しを理解して現実なるものを深くたのしく感知する訓練カードです。 タロットを機能させるには慣れ親しむことからはじまります。 まだ目には見えていない物事や潜在的な事柄を導き出す道具でもあります。 各アイコンをクリックすると、21のカードが観れます。