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2014年7月26日 (土)

平岡正明『アングラ機関説』

An1

そして一歩、小屋に入ると、モノがちがうのだ。アングラは革命芸術である。その思想、闘志、芸としては下手くそなのだろうが表現の豊餞、主題の烈しさは、他をよせつけない。
アングラは最高なのだ。戟後日本の芸術のなかで、革命といえるものはアングラのほかになにがあるか。ジャズはそうだ。アングラ芝居と緊密な共同戦線を張っていた。しかしジャズに本書では言及しない。いま一つの真の民衆絵画というべきジャンルに気づいたが、それもここでは言わない。
アングラ論を俺は好きで書いた。義理はない。しかしこの本は思想的なインパクトはあるだろうと思っている。なぜなら、アングラは運動である。
『アングラ機関説』という書題は高取英がつけてくれた。アングラはなんの機関かって? プロレタリア革命の機関だ。サブカルだとか対抗文化だとかの中途半端なものとちがって、アングラは芸術のブランキズムだ。
平岡正明

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