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2014年11月 8日 (土)

デッサンする力がないと、新しい音は作れない

「世の中に存在する音を真似するくらいだったら、その音を録音した方が早い。ただ、意外と前衛的な絵を描く人のなかにデッサンができない人がいると絵を描く友だちから聞いたのです。例えばピカソは写実的な絵を描いても素晴らしいですよね。自分の頭の中にあるものがデッサンできるから、いままで見たことのないものを描くことができる。(音楽も同じで)『自分の中から出てくる音ですら、デッサンができない人たちがいるのではないか』という疑問を抱き、まずは実在する音の真似から始めてみたのです」

電子音楽の作曲家、冨田勲「Redbull Music Academy Tokyo(RBMA Tokyo)」より

デッサンする力がないと、新しい映像を作り難いという可能性があるうる。確かに市川 昆さん、黒澤 明さん、勅使河原 宏さん、北野 武さんなどの斬新な映画作家たちは、アーチストとして活動していた監督だった。

絵コンテや設計図面が、具体性を持って描写できないと、視覚構成は引用とかパターン化された演出シーン展開になりがちで、先駆的な映像は構築には現実として遠のくだろう。理念として仮装しては、新しい映像設計を築き上げたとはいい難い。

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