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2016年10月23日 (日)

作家たちからディランは酷評されていた!

「俺はディランのファンだが、これは老いぼれて訳の分からないことを言うヒッピーの、不快なにおいのする前立腺からひねくりだされた、よく考えもしない懐古趣味の賞だ。」(作家アーヴィン・ウェルシュ)

「ビートルズは相当な貢献をした。しかし、ボブ・ディランは、存命中の中では、最悪の詩人だ。一つの歌の中で、一行ぐらいはいい歌詞があるかもしれないが、あとは訳のわからないお喋りだ。」
(作家 カート・ヴォネガット)

「天声人語」2016年10月20日 ノーベル文学賞受賞が決まってきょうで1週間になるのに、当のボブ・ディラン(75)は沈黙したままである。授賞するスウェーデン・アカデミーは夜通し電話をかけたり、メールを近しい人に送ったり。だがご本人からはとんと音沙汰がない▼「接触を試みたが、もうやめた。ただ近しい人から友好的な返事をもらっていて、現在のところはそれで十分です」。アカデミー事務局長が今週、地元ラジオで語った。すぐさま無邪気に受賞を喜ぶ会見などしないのが美学だろうと察するが、いっそのこと反骨の風のまま辞退してしまうのもディランらしい気がする▼欧米の文学者からはきっぱり返上するべきだとの声も出る。「音楽を通じて権威にさからう姿をみたい」「真にふさわしいのはノーベル音楽賞のはず」▼引き合いに出されるのは、1964年に文学賞を辞退した仏作家サルトルだ。「作家が栄誉を受け入れると読者にある種の圧力を与えてしまう」。作家としての信念に反すると述べた▼思い出すのは95年秋、文化勲章を辞退した名優杉村春子さんの弁である。「いただくと勲章が首にかかっているようで、いつもきちんとしていなくちゃならない」「もっと自由でいたい。ただ芝居をしていたい」。権威にとらわれない姿が爽快だった▼このままディランが辞退しないと仮定しても、12月の授賞式には出席するのだろうか。礼服を着て、晴れがましい顔で栄誉を語るのだろうか。アカデミーならずとも妙に気をもんでしまう。

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    フランスを中心としてヨーロッパで製造されたアンティークストーブ100点以上はひとりの日本人個人によって南仏を中心に長期コレクションされたものであります。 ◆南仏より海を渡ってやってきたアンティークストーブ100台たちは清水港へ上陸して、東海大学社会教育センターに移築した江戸時代に作られた曲り屋の屋敷のなかに展示された。 ◆鋳物ストーブ100台たちは、その後も数奇な運命をたどることになる。
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