« そして船はゆくのだった | トップページ | 「雨季の黙想 」 »

2017年1月31日 (火)

古代インドの叙事詩から

「何千の猿兵がそのときクンバカルナのまわりをはね飛び、噛みつき殴りかかった。猿が密集した彼の体は木々におおわれた山のごとくであったが、彼は底無しの洞のごとき巨口を開いて猿どもを呑みはじめ、彼らのあるものは、鼻孔、耳からこぼれ落ち、それを彼は怒って引きちぎるのであった。すでに血の海となった戦場を、かくてクンバカルナは怒号しつつ馳駆した。」(p381~p382)

ヴァールミーキ『 ラーマーヤナ』を翻訳した阿部知ニさんの表現する力とイメージ喚起が凄まじい。

「戦場は死骸の山をきずき、血の川が流れやまなかった。兵士たちの死骸は堤であり、破壊された武器は樹木であり、血潮の流れは水であった。死の大海へとそそぐ、そのおそるべき川は 」(p369)

« そして船はゆくのだった | トップページ | 「雨季の黙想 」 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

羽衣ストーブ館

  • 静岡新聞 2001年5月22日記事
    フランスを中心としてヨーロッパで製造されたアンティークストーブ100点以上はひとりの日本人個人によって南仏を中心に長期コレクションされたものであります。 ◆南仏より海を渡ってやってきたアンティークストーブ100台たちは清水港へ上陸して、東海大学社会教育センターに移築した江戸時代に作られた曲り屋の屋敷のなかに展示された。 ◆鋳物ストーブ100台たちは、その後も数奇な運命をたどることになる。
フォト

22カードの意味

  • _0 愚者
    タロットアルカナの22枚には、世界の変化を表すことが記されています。カードの意味を知るには、図案のもつ表のイメージから解放されることが大切です。

オンライン状態

ペンギンタロットの原画

  • 0の愚者から21の宇宙(世界)まででひとつの話が結ばれる
    兆しを理解して現実なるものを深くたのしく感知する訓練カードです。 タロットを機能させるには慣れ親しむことからはじまります。 まだ目には見えていない物事や潜在的な事柄を導き出す道具でもあります。 各アイコンをクリックすると、21のカードが観れます。