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2017年5月24日 (水)

組織的犯罪処罰法の改正について

19日に衆院法務委員会で可決された「共謀罪」の趣旨を含む組織的犯罪処罰法の改正について、特定の国の人権状況などを調査・監視・公表する国連特別報告者で、「プライバシー権」担当のジョセフ・カナタチ氏(マルタ大教授)が、「プライバシーや表現の自由を制約するおそれがある」として懸念を表明する書簡を安倍晋三首相あてに送った。18日付。

 書簡は「法案の成立を急いでいるために十分に公の議論がされておらず、人権に有害な影響を及ぼす危険性がある」と立法過程の問題にも言及している。

 内容については、(1)法案の「計画」や「準備行為」が抽象的で恣意(しい)的な適用のおそれがある(2)対象となる犯罪が幅広く、テロや組織犯罪と無関係のものを含んでいる――などと指摘し、「どんな行為が処罰の対象となるのか不明確で、刑罰法規の明確性の原則に照らして問題がある」としている。 (朝日新聞 2017年05月20日)

ジョセフ・カナタチ ( Joseph A. Cannataci、1961年 - )
法学者、マルタ大学(英語版)教授。プライバシー権に関する国連特別報告者。1986年、マルタ大学で法学博士号を取得。2006年、セントラルランカシャー大学(英語版)の法学教授に就任。2011年、マルタ大学に赴任。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%BB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%82%BF%E3%83%81

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