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2017年6月14日 (水)

早稲田大のサイキックブーム

大正5年7月1滞在中のインド詩人タゴールを、早稲田大学の先生たちが訪問したことが当時の新聞記事に載ってる。

☆ その本家本元は何と言つても哲学科や文学科で、早稲田心霊協会と云ふ心霊融合、冥界弘通の研究会さへ設けられ、サイキツク・リサーチと云つた様な言葉が今更のやうに口々に上つてゐる、先生方の肝煎りは印哲の武田豊四郎さん、宗教学の中桐確太郎さん、欧州哲学の北昤吉さんなどで、別けても、武田豊四郎さんは印度哲学会の会頭とあつて、校内で印度の古聖者のお祭をやるやら、九州辺りから風のやうに上京して来たその法力牛馬犬猫にも及ぶと云つた行者を例会に招いたりして、学生の心を奪つたのはこの風潮の魁と云つてやからう、この頃は処も鶴巻町の裏の「底の社会」の中にあつて、敷流しの蒲団の上に結迦趺坐し、虫の食つた経文を片手に若い「通心」の開眼に力めてゐる、中桐確太郎さんは故綱島梁川の見神論一点張り、北昤吉さんは釈宗活師の高足とあつて予科十二番の大教室へ宗活師を導いて来て、「十牛之図」の提唱会を開き、大いに時流に投じた人、今では戸塚の草深い宿にあつて気合術に神下しに、禅に、行くところとして可ならざる無しと云つた風である。☆

『読売新聞』大正5年9月29日付

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羽衣ストーブ館

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    タロットアルカナの22枚には、世界の変化を表すことが記されています。カードの意味を知るには、図案のもつ表のイメージから解放されることが大切です。

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