« 現代百物語「廃虚となった元旅館で肝試し」 | トップページ | 遇と不遇とは時なり »

2017年7月30日 (日)

退歩即進歩的張本

対人関係においては、なるべく寛容を旨としたほうがよい結果につながる。

『菜根譚』洪自誠
人が世の中を生きてゆく時には、自分から一歩をゆずることがよりすぐれた道である。この一歩をゆずることが、それがそのまま一歩を進める根本となるのである。人を遇する時には、完全なことを求めないで、九分ぐらいに止めて、あとの一分は寛大にして見過ごすようにするのがよいことである。
(中村璋八・石川力山 訳/講談社学術文庫)より

Img_9482

処世譲一歩為高。
退歩即進歩的張本。
待人寛一分是福。
利人実利己的根基。

世を処するに一歩を譲るを高しとなす。
歩を退くるは即(すなわ)ち歩を進むるの張本なり。
人を待つに一分を寛(ひろく)にするはこれ福(さいわい)なり。
人を利するは実に己を利するの根基(こんき)なり。

人生は一歩譲って生きることが結局、自分が進歩成長することになる。

人には寛大に接することが結局、実益になる。つまり、活人は目先の利益に囚われず、大欲感から人生の実益を得るべきである。言い換えれば、金や物より大安心を得るのが活人の人生の目標であり目的なのである。

 

« 現代百物語「廃虚となった元旅館で肝試し」 | トップページ | 遇と不遇とは時なり »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2018年1月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

羽衣ストーブ館

  • 静岡新聞 2001年5月22日記事
    フランスを中心としてヨーロッパで製造されたアンティークストーブ100点以上はひとりの日本人個人によって南仏を中心に長期コレクションされたものであります。 ◆南仏より海を渡ってやってきたアンティークストーブ100台たちは清水港へ上陸して、東海大学社会教育センターに移築した江戸時代に作られた曲り屋の屋敷のなかに展示された。 ◆鋳物ストーブ100台たちは、その後も数奇な運命をたどることになる。
フォト

22カードの意味

  • _0 愚者
    タロットアルカナの22枚には、世界の変化を表すことが記されています。カードの意味を知るには、図案のもつ表のイメージから解放されることが大切です。

オンライン状態

ペンギンタロットの原画

  • 0の愚者から21の宇宙(世界)まででひとつの話が結ばれる
    兆しを理解して現実なるものを深くたのしく感知する訓練カードです。 タロットを機能させるには慣れ親しむことからはじまります。 まだ目には見えていない物事や潜在的な事柄を導き出す道具でもあります。 各アイコンをクリックすると、21のカードが観れます。