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2018年1月20日 (土)

商人とオウム ~ペルシャのおはなし~文:ミーナ・ジャバアービン / 絵:ブルース・ホワットリー / 訳:青山 南

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 ペルシャの商人が、歌もうたえば、言葉もしゃべる、羽はあかるくひかるオウムのおかげで、商売は順調。ある外国人の商人たちは、オウムにびっくりして、品物を全部買っていてしまいまう。

 売るものがなくなった商人はインドに仕入れにでかける。「自由に飛んでいるオウムをみたら、わたしもみんなともういちど飛びたい、森のかおりをすいたい」と伝えてくれという。

 商人はインドで、商売の品物をどっさりと買い込み、奥さんや娘、料理人にもお土産を買いこんだ。
 ペルシャへの帰り道、商人は深い森で、自由に飛び回っているオウムにあい、伝言を伝えた。
 するとオウムたちは次から次へと木の枝からおっこちて、地面でぴくりともしなくなる。

 やがてペルシャにもどった商人は、どうしても教えてくれというオウムにいわれて、森の中であった不思議なできごとについて話す。それを聞くとオウムは金でできたブランコからすとんと落ちて、ぴくりともしなくなってしまう。
 商人がオウムが死んだものと思って、籠からオウムをテーブルにおくと、オウムが羽をはばたかせ天井に舞い上がっていく。

 オウムは「インドのともだちからのメッセージのおかげです」というと、天井の穴からはるばるインドへ、自由に飛んでいる友だちのところへ飛んでいく。

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絵本の宣伝文句
 「商売上手のペルシャ商人VSふるさとに帰りたいオウム、ここ一番の大勝負のかけひきのゆくえは?」とあって、思わず読んでみたいと思わせる。

 この絵本のもとになったのは、13世紀にペルシャにいた詩人の詩とあり、ペルシャからインドへシルクロードを旅する風景もうたわれていたようだ。

「商人とオウム」 ミーナ・ジャバアービン 文  ブルース・ホワットリー 絵 

 青山 南 訳/ 光村教育図書/2012年初版 

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