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2018年3月13日 (火)

菊畑茂久馬―海 長崎美術館

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戦後「反芸術」の若き旗手として活躍した画家・菊畑茂久馬(1935~)さんは、「天動説」(1983)を皮切りに大型油彩画のシリーズを次々に発表。「海」をキーワードにした、今までになかった油彩画、ドローイングを紹介する展示。下書き図版と完全された絵画が、転生された本人にしか分からないような、邪鬼のない表現で「素晴らしいと」何度も絶句してしまいました。
美学校の事務局で働いてた頃に、菊畑師匠ともっと深く知りあっていたらと悔やまれますが、長崎美術館で展示を観られたことに感謝します。尊敬できる少ないアーチストのひとりと断言出来る「海」でした。

長崎美術館
開催期間:2018年02月14日(水) ~ 2018年04月08日(日)

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菊畑茂久馬(きくはた・もくま)
画家。1935年長崎県長崎市生まれ。1956 年第24回独立美術展に入選。1957年〜1961年前衛美術家集団「九州派」に参加。1964年山本作兵衛を知り、南画廊で《ルーレット》シリーズを発表。その後19年の沈潜期間を経て1983年絵画の大作《天動説》シリーズを発表。以後《月光》《月宮》《海道》《海 暖流・寒流》《舟歌》《天河》《春風》シリーズを制作。主な展覧会:第10回読売アンデパンダン展(1958, 東京都美術館)、現代美術の実験展(1961, 国立近代美術館)、新しい日本の絵画と彫刻展(1965, ニューヨーク近代美術館他)、菊畑茂久馬展(1988, 北九州市立美術館)、九州派──反芸術プロジェクト(1988, 福岡市美術館)、菊畑茂久馬:1983-1998 天へ、海へ(1998, 徳島県立近代美術館)、菊畑茂久馬──ドローイング(2009, 長崎県美術館)、菊畑茂久馬 回顧展 戦後/絵画(2011, 福岡市美術館・長崎県美術館)など。主な著書:『フジタよ眠れ:絵描きと戦争』(葦書房, 1978)、『天皇の美術:近代思想と戦争画』(フィルムアート社, 1978)、『反芸術綺談』(海鳥社, 1986)、『絶筆:いのちの炎』(葦書房, 1989)など。主な受賞:ストラレム優秀賞第二席(1964)、第56回西日本文化賞(1997)、第53回毎日芸術賞(2011)など。代表作:《奴隷系図(貨幣)》《奴隷系図─円鏡による》《ルーレット》《天動説 二》《海 暖流一》《天河 十七》など。

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羽衣ストーブ館

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    フランスを中心としてヨーロッパで製造されたアンティークストーブ100点以上はひとりの日本人個人によって南仏を中心に長期コレクションされたものであります。 ◆南仏より海を渡ってやってきたアンティークストーブ100台たちは清水港へ上陸して、東海大学社会教育センターに移築した江戸時代に作られた曲り屋の屋敷のなかに展示された。 ◆鋳物ストーブ100台たちは、その後も数奇な運命をたどることになる。
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    タロットアルカナの22枚には、世界の変化を表すことが記されています。カードの意味を知るには、図案のもつ表のイメージから解放されることが大切です。

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