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2018年4月16日 (月)

◆ル・クレジオ「輝く:ソウルの空の下」


2001年に初めて韓国を訪問して以来、梨花(イファ)女子大学で客員教授を歴任するなど、韓国とは格別な縁を結んだ作家。「輝く」は、韓国を背景した氏の2番目の作品。
家族とともにソウルに定着した少女ビンナ(Bitna)が闘病中の少女に会って展開されるストーリーを描いた。
分断の現実や伝統文化など、様々な物語を扱った小説には、足で歩き回った痕跡が歴然である。ル・クレジオは、安国洞(アングクドン)や新村(シンチョン)、梧柳洞(オリュドン)、牛耳洞(ウイドン)など、作品の中の舞台を地下鉄やバスなどに乗って、直接歩き回った。
「ソウルは最高と最悪が共存するところ」である「高層ビルとテクノロジーの発展による人間性喪失」を挙げた。まだ残っている路地の日常と庭に野菜を植えて食べる懐かしい風景を魅力として指摘する。ル・クレジオが愛するソウルは過去と現在が共存して、人間の情趣が息づく都市という。

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