1日10分のごほうび NHK 国際放送が選んだ日本の名作 (双葉文庫)
赤川次郎 仕事始め/便利な結婚/代筆
江國香織 晴れた空の下で/南ヶ原団地A号棟
角田光代 旅する本
田丸雅智 海酒/綿雲堂
中島京子 妻が椎茸だったころ
原田マハ 誕生日の夜
森浩美 最後のお便り
吉本ばなな みどりのゆび
https://ddnavi.com/review/613222/a/
角田光代 旅する本
「しばらくのあいだ、あの本を手放したことによって、何か不自由が生じるのではないかと不安だった。たとえば古本屋の店主が預言者か何かで、この本を手放すことによってあなたはとてつもない不幸に見舞われると、忠告してくれたのではないか、なんて思ったのだった。」
田丸雅智 海酒
「この壜(びん)かい。いいや、熱帯魚をはじめたわけじゃない。
そのへん、どこでも座ってくれよ。話したいことがあるんだ。」
吉本ばなな みどりのゆび
「私はいつか死ぬ時、ひとりでも、小さな部屋でもいいから、あんな清潔な部屋を遺したいと思った。
愛された植物たちが存在する、あの夜の祖母の部屋が私の頭を離れなかった。」
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