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燐寸図案

  • 実用燐寸
    実用燐寸レッテルには様々な図案があります。 ここにはコレクション300種類以上の中から、抜粋して100種類ほど公開する予定。 主に明治、大正、昭和初期時代の燐寸レッテルの図案。

ペンギンタロットの原画

  • 0の愚者から21の宇宙(世界)まででひとつの話が結ばれる
    兆しを理解して現実なるものを深くたのしく感知する訓練カードです。 タロットを機能させるには慣れ親しむことからはじまります。 まだ目には見えていない物事や潜在的な事柄を導き出す道具でもあります。 各アイコンをクリックすると、21のカードが観れます。
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2020年9月12日 (土)

『吉田 知子選集』景文館書店

パンクロッカー町田康との共通点や、語り口の異能さに触れられる選集となっている。


 のうてんふぁいら、だよ、お前は。まるきり、のうてんふぁいらだ、と言った。(「脳天壊了」より) 


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吉田知子選集Ⅰ

脳天壊了(のうてんふぁいら)

脳天壊了「新潮」1977年5月号

ニュージーランド「世界」1977年8月号

乞食谷 「季刊藝術」1971年第19号

寓話 「静岡県民文芸」1961年

東堂のこと 「潮」1970年10月号臨時増刊

お供え 「海燕」1991年7月号

常寒山 「文學界」1993年7月号

巻末/町田康   


杢平は川竹には目もくれない。松を見る。空地には何本か松がはえているが、杢平が見ているのは、その中の一本だけだ。杢平の狭い視野に全体がうつるのは、その松しかない。

見ているうちに、杢平はそれが木だという気がしなくなる。中瀬が立っている。中瀬が杢平を見おろしている。杢平に襲いかかろうとする。(p.7)

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吉田知子選集Ⅱ 日常的隣人

日常的母娘 「野生時代」1978年7月号

日常的夫婦「野生時代」1978年10月号

日常的嫁舅 「野生時代」1979年1月号

日常的二号 「野生時代」1979年4月号

日常的親友 「野生時代」1979年7月号

日常的レズ 「野生時代」1979年11月号

日常的隣人 「野生時代」1980年1月号

日常的先生 「野生時代」1980年6月号

日常的美青年「野生時代」1980年9月号

日常的患者 「野生時代」1981年4月号

人蕈 「季刊文科」2002年10月号

巻末/町田康   


吉田知子選集Ⅲ そら

泥眼 「現代詩手帖」1974年3月号

静かな夏  「ゴム」1967年6月号 

箱の夫  「文學界」1997年1月号 

艮  「新潮」1993年1月号

穴  「新潮」2000年6月号 

犬と楽しく暮らそう 「荒土」1999年4月創刊号 

幸福な犬  「文學界」1970年9月号 

ユエビ川  「紅爐」1969年19号~70年20号・21号 

そら  「新潮」1971年9月号

巻末/町田康   

(景文館書店)


吉田知子、1934年浜松生まれ。

名古屋市立女子短大経済科卒業

1970年「無明長夜」で第63回芥川賞を受賞、1984年「満州は知らない」第23回女流文学賞、1992年「お供え」第19回川端康成文学賞、1999年「箱の夫」第27回泉鏡花文学賞 ほか「天地玄黄」「生きものたち」「聖供」「蒼穹と伽藍」「千年往来」「日本難民」など作品・著書多数。

2000年第53回中日文化賞受賞。


【吉田知子作品について作家が書いた文章に関心があったら】

「小説とはなにか」(三島由紀夫『小説読本』)

『大好きな本』川上弘美

『小川洋子の偏愛短篇箱』小川洋子

『気になる部分』岸本佐知子

『お供え』講談社文芸文庫、荒川洋治解説

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