« NHK FM『ワールドロックナウ年末スペシャル〜2020年洋楽シーンを三大音楽評論家が大総括〜』曲目リスト | トップページ | 『予期せぬ結末3 ハリウッドの恐怖』ロバート・ブロック »

2020年12月28日 (月)

『予期せぬ結末2 トロイメライ』 チャールズ・ボーモント

早逝の天才が遺した 

鮮烈なる光芒の軌跡―― 


多彩なアイディアとあっと驚くラストの衝撃

「フリッチェン」「変身処理」「とむらいの唄」他、 珠玉の短篇計13篇。オール本邦初訳&初収録作。


意想外の設定と冴え渡るラストのひねり。 様々なジャンルで圧倒的な才能を発揮しながら、38歳の若さで数奇な人生を閉じた天才チャールズ・ボーモント。 彼の遺した珠玉の作品群から、未訳作と個人集未収録作のみをセレクト。 自らが死ねば世界が終わると主張する死刑囚を描く表題作ほか、怪物小説の伝説的傑作「フリッチェン」、社会派SFの名品「変身処置」など、個性あふれる短篇13本を収録〈解説・植草昌実〉 


【収録短篇】

「血の兄弟」宮脇孝雄訳 

「とむらいの唄」植草昌実訳 

「トロイメライ」村上博基訳 

「悪魔が来たりて――?」矢野浩三郎訳 

「幽霊の3/3」植草昌実訳 

「秘密結社SPOL」植草昌実訳 

「殺人者たち」植草昌実訳 

「フリッチェン」伊藤典夫訳 

「集合場所」植草昌実訳 

「エレジー」深町眞理子訳 

「変身処置」深町眞理子訳 

「老人と森」植草昌実訳 

「終油の秘蹟」植草昌実訳


Charles Beaumont  チャールズ・ボーモント 

1929年、シカゴ生まれ。レイ・ブラッドベリとの出会いを機に作家を志し、1951年「悪魔が来たりて――?」でデビュー。短篇集に『夜の旅その他の旅』(早川書房)など。ロジャー・コーマンやリチャード・マシスンらと親交を結び、映画やTVの脚本を多く手がけるなど、多彩な活動を展開するが、若年性アルツハイマーを発症、1967年に38歳の若さで死去した。 

« NHK FM『ワールドロックナウ年末スペシャル〜2020年洋楽シーンを三大音楽評論家が大総括〜』曲目リスト | トップページ | 『予期せぬ結末3 ハリウッドの恐怖』ロバート・ブロック »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2023年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

燐寸図案

  • 実用燐寸
    実用燐寸レッテルには様々な図案があります。 ここにはコレクション300種類以上の中から、抜粋して100種類ほど公開する予定。 主に明治、大正、昭和初期時代の燐寸レッテルの図案。

ペンギンタロットの原画

  • 0の愚者から21の宇宙(世界)まででひとつの話が結ばれる
    兆しを理解して現実なるものを深くたのしく感知する訓練カードです。 タロットを機能させるには慣れ親しむことからはじまります。 まだ目には見えていない物事や潜在的な事柄を導き出す道具でもあります。 各アイコンをクリックすると、21のカードが観れます。

最近のトラックバック

フォト