『予期せぬ結末2 トロイメライ』 チャールズ・ボーモント
早逝の天才が遺した
鮮烈なる光芒の軌跡――
多彩なアイディアとあっと驚くラストの衝撃!
「フリッチェン」「変身処理」「とむらいの唄」他、 珠玉の短篇計13篇。オール本邦初訳&初収録作。
意想外の設定と冴え渡るラストのひねり。 様々なジャンルで圧倒的な才能を発揮しながら、38歳の若さで数奇な人生を閉じた天才チャールズ・ボーモント。 彼の遺した珠玉の作品群から、未訳作と個人集未収録作のみをセレクト。 自らが死ねば世界が終わると主張する死刑囚を描く表題作ほか、怪物小説の伝説的傑作「フリッチェン」、社会派SFの名品「変身処置」など、個性あふれる短篇13本を収録〈解説・植草昌実〉
【収録短篇】
「血の兄弟」宮脇孝雄訳
「とむらいの唄」植草昌実訳
「トロイメライ」村上博基訳
「悪魔が来たりて――?」矢野浩三郎訳
「幽霊の3/3」植草昌実訳
「秘密結社SPOL」植草昌実訳
「殺人者たち」植草昌実訳
「フリッチェン」伊藤典夫訳
「集合場所」植草昌実訳
「エレジー」深町眞理子訳
「変身処置」深町眞理子訳
「老人と森」植草昌実訳
「終油の秘蹟」植草昌実訳
Charles Beaumont チャールズ・ボーモント
1929年、シカゴ生まれ。レイ・ブラッドベリとの出会いを機に作家を志し、1951年「悪魔が来たりて――?」でデビュー。短篇集に『夜の旅その他の旅』(早川書房)など。ロジャー・コーマンやリチャード・マシスンらと親交を結び、映画やTVの脚本を多く手がけるなど、多彩な活動を展開するが、若年性アルツハイマーを発症、1967年に38歳の若さで死去した。
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