NHKドラマ「盤上の向日葵」
NHKドラマ「盤上の向日葵」
発見された白骨遺体と将棋の名駒。なぜ遺体が名駒を抱えていたのか?名駒の持ち主を警察が捜査する一方で、将棋の竜昇戦に挑むアマチュアからプロになった異端の棋士・上条桂介。2018本屋大賞第2位のドラマ化!(番組公式サイトより)
2019年9月8日から毎週日曜夜10時放送【全4回】
- 第1回 諏訪の神童
- 第2回 鬼殺しの弟子
- 第3回 殺意ある成功者
- 最終回 向日葵の棋士
原作:柚月裕子『盤上の向日葵』
脚本:黒岩勉(「僕のヤバイ妻」「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」)
演出:本田隆一
主題歌: 鈴木雅之「ポラリス」
【出演】
上条桂介(千葉雄大)
佐野直子(蓮佛美沙子)
石破剛志(大友康平)
上条庸一(渋川清彦)
東明重慶(竹中直人)
唐沢光一朗(柄本明)
棋の奨励会を経ずプロになった異端の棋士・上条桂介(千葉雄大)は、タイトル6冠の壬生と竜昇戦の対局に挑む。同じ頃、所沢山中で白骨遺体が発見され、一緒に将棋の駒も埋められていた。駒が江戸時代の名匠・初代菊水月の作で大変貴重だとわかり、刑事の石破(大友康平)は奨励会の経験をもつ佐野(蓮佛美沙子)と組み捜査する。一方、上条は雑誌の取材を受ける中、恩師の唐沢(柄本明)に救ってもらった子供時代を思い出す。(番組公式サイトより)
[このドラマは、U-NEXT で視聴可能です。]
《原作小説》
盤上の向日葵(上・下) (中公文庫)
平成六年、夏。埼玉県の山中で白骨死体が発見された。遺留品は、名匠の将棋駒。叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志した新米刑事の佐野は、駒の足取りを追って日本各地に飛ぶ。折しも将棋界では、実業界から転身した異端の天才棋士・上条桂介が、世紀の一戦に挑もうとしていた――
昭和五十五年、春。棋士への夢を断った上条桂介だったが、駒打つ音に誘われて将棋道場に足を踏み入れる。そこで出会ったのは、自身の運命を大きく狂わせる伝説の真剣師・東明重慶だった――。死体遺棄事件の捜査線上に浮かび上がる、桂介と東明の壮絶すぎる歩み。誰が、誰を、なぜ殺したのか。物語は衝撃の結末を迎える!
〈解説・羽生善治〉
柚月裕子 一九六八年、岩手県生まれ。二〇〇八年、『臨床真理』で第七回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。一三年に『検事の本懐』(宝島社)で第一五回大藪春彦賞を、一六年に『孤狼の血』(KADOKAWA)で第六九回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、『慈雨』(集英社)で〈本の雑誌が選ぶ二〇一六年度ベスト一〇〉第一位、一八年に本作『盤上の向日葵』で二〇一八年本屋大賞第二位を獲得。その他の著作に『最後の証人』『検事の死命』(以上、宝島社)『パレートの誤算』(祥伝社)『ウツボカズラの甘い息』(幻冬舎)『あしたの君へ』(文藝春秋)など。
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