〈トルストイの言葉〉
逆境が人格を作るのである。
-トルストイ-
すべての幸福な家庭は互いに似ている。不幸な家庭はそれぞれの原因で不幸である。
-トルストイ-
多くの女性を愛した人間より、たった一人の女性だけを愛した人間のほうが、はるかに深く女というものを知っているものである。
-トルストイ-
武力は、戦うことなく相手を屈服させることは出来ようが、相手を従順にさせることは出来ないのである。
-トルストイ-
過去も未来も存在しないのである。たしかに存在しているのは現在というこの瞬間だけだである。
-トルストイ-
人間にとって最高の幸福は、一年の終わりにおける自分自身が、その一年の始めにおける自分自身よりも、遥かに良くなったと感じることである。
-トルストイ-
学問のある人とは、本を読んで多くのことを知っている人である。教養のある人とは、その時代に最も広がっている知識やマナーをしっかりと心得ている人である。そして有徳の人とは、自分の人生の意義を理解している人である。
-トルストイ-
他人の犯した罪は目の前にあるが、自分の犯した罪は背後にあるのである。
-トルストイ-
真実だけでできていたなら、歴史はすばらしいものであったと思う。
-トルストイ-
自ら精神的に成長し、人々の成長にも協力すること。それが人生を生きるということである。
-トルストイ-
人生には唯一つだけ疑いのない幸福がある。それは、人のために生きるということである。
-トルストイ-
強い人々は、気取ることはないのである。
-トルストイ-
人を思いやることはあらゆる矛盾を解決し、人生を美しくし、ややこしいものを明瞭に、困難なことを容易にしてしまうのである。
-トルストイ-
あらゆる戦士の中で最も強いものは、時間と忍耐力である。
-トルストイ-
もし苦しみがなかったら、人間は自分の限界を知らなかっただろうし、自分というものを知らなかったであろう。
-トルストイ-
謙虚な人は誰からも好かれるのである。それなのにどうして人は、謙虚な人になろうとしないのだろうか。
-トルストイ-
慈善は、それが犠牲である場合のみ慈善である。
-トルストイ-
レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ
Lev Nikolayevich Tolstoy, 1828年9月9日- 1910年11月20日
ロシア,ソ連の作家。貴族の出身。象徴主義詩人として出発,《びっこの公爵》(1912年)などの小説で文名をあげた。革命後亡命,ベルリンで自伝的な《ニキータの幼年時代》(1922年),SF的な《アエリータ》(1923年)を書き,1923年に帰国後は歴史小説《ピョートル1世》(1929年―1945年)と,革命期の知識人の運命を描いた三部作長編《苦悩の中を行く》(1920年―1941年)でソビエト作家の地位を確立した。ほかに推理小説ふうの《ガーリン技師の双曲線》(1926年)など。
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