映画『真夜中の子ども』撮影開始
『真夜中の子供』辻仁成(河出文庫)
日本屈指の歓楽街・博多中洲。その街で真夜中を生きる無戸籍の少年がいた――凶行の夜を越え、彼が掴みとった自らの居場所とは? 家族の繋がりを超えた人間の強さと温かさを描く感動作。
あの夜を越え、「真夜中」を生きる無戸籍の少年がいた。蓮司のよき理解者でテント暮らしの源太、心優しい客引き・井島、お腹を満たしてくれるスナックのママや屋台の主人、憧れの山笠の重鎮・カエル、兄のような存在の平治、警察官の響、そして中洲育ちの少女緋真―土地と人とに育まれ、少年は強く成長していく。
【映画化について】
有限会社アルファープロデュースが制作する映画「中洲の子ども」は、小説「真夜中の子供」を原作に、原作者でもある辻 仁成が監督・脚本を務める。福岡の若い映画制作チームや地元有志の方々の協力のもと、2022年8月15日より福岡市博多区 中洲にて撮影開始した。只今編集作業して、残りを来月撮影アップするらしい。
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