ゴルバチョフ元ソ連大統領が亡くなる
旧ソ連末期に硬直した共産党独裁体制を立て直す「ペレストロイカ(改革)」を推進、東西冷戦を終結に導きノーベル平和賞を受賞したミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領が30日、死去した。91歳だった。
核戦争の危険を遠ざけた東西融和の立役者として海外で高い評価を受けたが、国内ではソ連最後の指導者として連邦崩壊の責任を問われた。北方領土問題では1991年の訪日で、日本が返還を求める4島が交渉の対象であることを確認した。
85年3月にソ連共産党書記長に就任。共産党一党独裁廃止などを進め、90年3月に新設のソ連大統領に就任した。
【共同通信】
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