映画『冷静と情熱のあいだ』
原作者:辻仁成、江國香織
出演者:竹野内豊 、 ケリー・チャン 、 ユースケ・サンタマリア 、 篠原涼子 、 マイケル・ウォン 、椎名桔平
監督: 中江功
脚本: 水橋文美江
音楽: エンヤ
東京、ミラノ、フィレンツェ・・・ひとつの愛にさまよう二人の十年の物語。イタリア・フィレンツェで絵画の修復士を目指す阿形順正は、かつて心から愛していながらある出来事を境に、永遠の別れを選んでしまった恋人・あおいをどうしても忘れることができずにいた。聡明で冷静だが、いつも心に孤独を抱えるあおい。順正の心に宿るひとつの希望、それは10年前に交わしたあおいの30歳の誕生日にフィレンツェのドゥオモ(大聖堂)で待ちわせるという他愛もない約束だった・・・。
[東宝製作2001年]
あまりに大ヒットした原作と映画だけに、見逃していた作品。テレビではなかなか放送されない映画であった。
イタリア観光と恋愛物語が同時に楽しめて、女性ファンが喜びそうな映像となっている。映画での名場面は観光として聖地化しているようである。
コロナ禍で製作中断していた『中州の子供』が撮影再開となり、成功祈願にDVD購入して映画鑑賞した。
メイキング映像の他に音声特典として、本編についてコメンタリー付録がある。主演してる篠原涼子とユーウスケ・サンタマリアと監督とプロデューサーが、イタリアでの撮影について同窓会のように二時間以上語りあっている。これが本編鑑賞とは別に制作ドキュメントのように楽しめる。
映画制作ならではの集団で行われている奇跡とか、多くの関わりあいからの感動が伝わってくる。
« ジュール・ルナール の言葉 | トップページ | よりぬきサザエさん »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント